インターネット総合掲示板「2ちゃんねる」で覚醒剤の購入をあおる書き込みが放置されていた事件で、警視庁が国際刑事警察機構(ICPO)を通じ、シンガポールの捜査当局に捜査共助を要請していたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。
2ちゃんねる開設者の西村博之氏が平成21年、シンガポール企業のパケットモンスターに売却したと発表したことから、同社の実態解明を進めるため。警視庁は会社に実態はなく、2ちゃんねるの管理は国内で行われていたとみている。
警視庁はシンガポール当局を通じ、パケット社の財務状況を示す資料を収集するなどして、裏付け捜査を進めている。
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