いじめやモラルハラスメントの経験は
被害者のその後の人生観を大きく変えてしまう場合も多いです。
加害者と離れても、その傷跡は決して消えません。
被害者の心の中は
『加害者と離れたから、苦悩の日々は終わり!』とは簡単にはいかないのです。
なぜ何年もの間、その後遺症に悩まされなくてはならないのか?
夢に見たり、フラッシュバックを起こしたり。。。。
その辛さは、表現のしようもない、恐ろしいもの、苦しいものです。
味わった者にしか決して分からない苦しみなのです。
加害者から離れてもなお
何故苦しいのでしょうか?
何を取り除けば被害者は楽になるのでしょうか?
被害者は
酷い態度をとられること自体が苦しいのはもちろん
酷い態度をとられるのは、『性格の悪い自分に対する制裁』と思い
自分を必要以上に責めて、自分の価値が分からなくなってしまった。
自分はダメ人間なのではないかと思うようになってしまった。
どう人と接して、どう生きていったら良いのか分からなくなるほど自信をなくし、悩み苦しんできたことでしょう。
あなたが、悪いわけではない、だから自信を持ってください。
たまには自分で図々しいと思うぐらい自信を持ってみてください。
どうか、割り切ってください。
加害者がまともな人間ではないことを。。。
とはいえ
難しいですよね。
被害に気づいたあなたは、加害者が酷い人間だと頭で分かっても
簡単には心がついていきません。
加害者は他の人とは上手くやっているのに、私に対する態度は冷たかった。
なぜ自分がそんな目に合わねばならなかったのか、、、
自分の何が気に入らなかったのか、、、
そんな感情が頭にこびりついていて、簡単には整理はつきません。
理由が分からないままでは自信も出てこないのです。
被害者は『自分は悪くなかった』という確信を持ちたいのです。
そんな時、
加害者にも本当は優しい部分があるはずだから、、、という感覚から、
自分が加害者に本気で苦しみをぶつけたら
『私の何が気に入らなかったのか』正直な気持ちを話してくれる気がしていませんか?
もしかして、私が怒りをぶつけたら、加害者の良心に響くのではないか?
いつか反省して、謝ってくれるのではないか?、、、、そう思っていませんか?
モラルハラスメントやいじめの被害者の中には、年月が経ってから爆発して、加害者に『何故私にひどいことをしたのか?』と、詰め寄る人もいます。
しかし、その行動は、復讐したいという、恨みの感覚によるものではありません。
年月が経ってからというのは、被害を自覚すること自体に年月がかかってしまった為です。そして詰め寄ると言う心理は、上にも書いたように、加害者の良心を信じて正面からぶつかれば、向き合ってくれるであろうと、信じ込んでしまっているからです。『この世に完全なる悪人などいない』と思い込んでいる無垢な人ほど、そういう行動を起こしてしまいます。
どこまでお人よしなのでしょうか?
被害者の皆さん、お人よしも大概にしましょう!
加害者は悪人なのです。
残念だけど、あなたの苦しみは加害者には届かないのです。
無駄なことなのです。
謝ってもらえるどころか、罪さえ認めないでしょう。
酷い時は、数々の仕打ちを『身に覚えが無い』とこたえることでしょう。
そして、
詰め寄る被害者に対して、逆に『加害者』『気が狂った』と言い放つでしょう。
加害者の態度は、無意識だったり、正義感のつもりだったり、、、
加害者の気持ちからしてみれば、ごく自然なことなので、身に覚えが無いというのは本心なのかもしれません。
罪を認めてもらえないことは、悔しいことだけれど、
相手は、他人を思いやる気持ちが欠落した人間なのです。
その性格・性質は一生変わらないものです。改心などしません。
自分がされてきた数々の酷い仕打ちが、
『制裁』ではなく『いじめ・モラハラ』であった。。。と気づいた時、
そんな自分に悔しい気持ちになってしまったのではないでしょうか。
そして、加害者のことが死ぬほど憎くなったり、
『いややっぱり、私が悪いから?』と心の中が揺れてしまったり
自分の身に起きたことが理不尽すぎて意味が分からなったり
色んな気持ちが心の中であふれたことでしょう、
心が疲れたでしょう、
これからは、『私がおかしいわけではない』そう心に言い聞かせ続けて、
あなたの止まってしまった心の時間を動かしてください。
完全には無くなるものではないけれど、
そうすることで、少しずつ、苦しい過去の記憶を思い出す時間を減らしてください。
周りの方は、どうかご理解ください。
自信を持って前を向くまでに時間がかかることを。。。
加害者に気持ちを抑えつけられ操られたことによって
自己肯定の気持ちを忘れてしまった被害者に
自信を持たせてあげてください。
『あなたは駄目な人間なんかじゃない』
『あなたは自然体でよいのですよ』
そう言って不安を取り除いてあげてください。