63 :水先案名無い人 [] :2005/12/03(土) 04:48:54 ID:2xXxSPaE0
プロジェクトX~挑戦者たち
<ヒューザーの挑戦。奇跡の100平米マンション>
そのとき、小島は意外な事を言った。
鉄筋を減らしてみたらどうだろう。
姉歯は戸惑った。
RC造を人体に例えると、コンクリートは肉、鉄筋は骨にあたる。
それを減らそうと言うのだ。
無理です。出来ません。
小島は思わず叫んだ。
俺たちがやらずに誰がやるんだ。俺たちの手で造り上げるんだ。
男の熱い思いに、姉歯は心をうたれた。
技術者の血が騒いだ。
やらせてください。
夜を徹しての設計作業が始まった。
64 :水先案名無い人 [sage] :2005/12/03(土) 05:05:08 ID:kXss8CHz0
だが、何度構造計算を繰り返しても、これ以上鉄筋の数も太さも減らせない。
姉歯は小嶋に訴えた。
「もう、これ以上はどうしても削れません。削れば、耐震性が保てない」
小嶋には、姉歯の苦悩が痛いほどわかっていた。
しかし、あえて突き放した。
「それなら、他の設計士に頼むだけだ」
ついに姉歯は決意した。構造計算の大前提である外力。
これを半分にすれば、コスト要求を満たす構造計算書ができあがる――
66 :水先案名無い人 [sage] :2005/12/03(土) 05:45:01 ID:LX7B0toE0
全住民が泣いた