小学生で勉強が飽きた、気持ちが乗らないという事は必ずあります。高校生の受験生や大人の資格勉強などでも飽きたという状態は
言葉に出さなくともありますよね。
このような時に小学生ではどう切り替えればいいでしょうか。
ある種、親の強制力から立て直らせる形と自主性を重んじる形の
両面を取り上げます。なぜなら、バランスが大事だと
考えるからです。
小学生に対して自主的に飽きた状態から立ち直らせる方法は
コレなどと言う事は現実的ではありません。しかし、
無理やりやらせるという姿勢だけでも続きません。
親から勉強へのモチベーション喚起を行う
勉強が飽きたという場合、親から見てまずは原因を把握します。
例えば、運動会の後で疲労がピークであるなどの事情が
あればそこは勘案してあげるべきです。
しかし、マンネリ気味であったり目標を見失って飽きたという
状態であれば親がテコ入れを行うのも小学生に対しては大事です。
勉強を終えてからすっきりと何かをしようというアプローチや
高学年になってくれば目標としている事柄を思い返させて
みるのもいいです。
親でなくとも誰かからモチベーション喚起をしてもらうと、
ふと冷静になれる時もあります。素直には聞けないかも
しれませんが芯の部分には響いています。
少し休憩させてみて自発的な面を引き出すことも
先に取り上げた積極的にモチベーション喚起を行うだけでは
子供もやらされている感を募らせて、勉強に飽きたという思いを
強めてしまいます。今度は休憩させてみて子供自身に
しっくりこないという感覚を持たせることも大事です。
しっかり勉強してきた子ほど、なにもしなくていいと言われると
逆に落ち着かないものです。少し読書してみようかなと
動きだします。ただここで勉強の代替を行っているという
いいわけ余地を与えてはいけません。
徹底的に休ませます。そして、自分からやっぱり勉強して
おかないとマズいと思わせるまで休ませます。当然、その子の
特性も勘案して下さい。数日何もしなければ習慣化している
学習姿勢すらなくなってしまいます。
すべては前向きに積み上げ学習できるために
最終的には親がどれだけ子供の特性を掴んで、気にかけて
あげるかです。過保護ではなく押したり引いたりができる中で
子供には気にかけているという気持ちは伝わります。
いつでも応援しているよという言葉に出さなくとも態度で示し
続けることが大切です。これが勉強に飽きたという躓きにも
なりそうな状態をうまく乗り越える秘訣とも言えます。