ALCATRAZZ
/ アルカトラス
「DISTURBING THE
PEACE
/ ディスタービング・
ザ・ピース」
1.God Blessed Video / ゴッド・ブレスト・ヴィデオ [3:29]
2.Mercy / マーシー [4:22]
3.Will You Be Home Tonight / ウィル・ユ―・ビ―・
ホーム・トゥナイト [5:01]
4.Wire And Wood / ワイアー・アンド・ウッド [3:26]
5.Desert Diamond / デザート・ダイアモンド [4:18]
6.Stripper / ストリッパー [3:52]
7.Painted Lover / ペインテッド・ラヴァ― [3:22]
8.Lighter Shade Of Green / ライター・シェード・オブ・ グリーン [0:46]
9.Sons And Lovers / サンズ・アンド・ラヴァーズ [3:35]
10.Skyfire / スカイファイア [3:53]
11.Breaking The Heart Of The City / ブレイキング・ ザ・ハート・オブ・ザ・シティ [4:58]
[TOTAL TIME]41:20
All Songs Written by Vai / Bonnet
Except Track 2 written by Vai / Vonnet / Waldo / Shea / Uvena
Track 3 written by Vai / Bonnet / Waldo
Track 8 written by Vai
1985年発表
<CHARTS>
全米145位
●発売元 株式会社ハピネット / 株式会社ワードレコーズ
定価 ¥2940 税抜 ¥2800
( HMCX - 1082 )
解説・歌詞 付
<解説> 山崎智之 (2009年12月)
*CD帯 キャッチコピー*
スティーヴ・ヴァイを迎えて制作された傑作セカンド・アルバム! ヴァイのアレンジ・センスが光るHR / HMシーンの金字塔!
●Capitol Records
東芝EMI
税込価格 ¥2300 (税抜価格¥2233)
( TOCP 6853 )
解説・歌詞・対訳 付
<解説>伊藤政則 (1985年3月5日)
<対訳>渡辺淳
*CD キャッチコピー *
ロック界不世出のヴォーカリスト、グラハム・ボネット率いるアルカトラス。ギタリストにスティーヴ・ヴァイを迎え、
大きくスケール・アップした傑作!!
■アルカトラスは1983年に元レインボー、マイケル・シェンカー・グループのヴォーカリストだったグラハム・ボネットによって結成された。
■1983年12月にデビュー・アルバム「No Parole From Rock 'n' Roll 」を発表。
■1984年、ギタリストのイングヴェイ・マルムスティ―ンが脱退。後任に元フランク・ザッパ・バンドのスティーヴ・ヴァイを迎え1985年にセカンド・アルバム「ディスタービング・ザ・ピース」を発表。
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「グラハムって昔から妙なポップ感を持ってたじゃない。とても西洋音楽の中に生まれ育ったとは思えない様なムチャクチャなポップ感覚をね。ファーストにも何ヶ所かそういう部分があったんだよ…あまりにイングヴェイのギターが強力だったんで、それほど目立たなかっただけでね。ところが今回はスティーヴっていう変態ギタリストが入ったおかげで、モロに触発されてエスカレートしている。"ゴッド・ブレスト・ヴィデオ"なんて、新種(珍種)のコマーシャル・ソングとしかいい様がない。これ1曲で完全に虜にされるね。」
赤木政行(掲載雑誌名、発売年月不明)
「スティーヴ・ヴァイは日本公演の時、ライヴに慣れていない姿を暴露してしまったが、逆にこのニュー・アルバムではスタジオ技術に異常に強いことを証明した。イングヴェイの頑固な様式美とは一変したハード・ロックの拡散性が見事に表示され、グラハムもまた充分に"歌っている"のである。」
「このニュー・アルバムに流れているのはROCKの大きな鼓動である。ハード・ロックと呼んでしまうにはあまりにも複雑なリズム形態で、音楽性のクオリティも高いというのが特徴だ。」
「歌とインストゥルメンタル・パートのバランスも絶妙で、メジャー・レーベルであるキャピトルがアルカトラスに興味を持った理由もなんとなくわかる。」
伊藤政則( アルバム解説より )
私のオススメ曲
God Blessed Video
Stripper
Wire And Wood
私のオススメ度
★★★★★
ラジオで初めて"ゴッド・ブレスト・ヴィデオ"を聞いた時、ギタリストだけではなく、ヴォーカリスト以外全員代わったのでは、と思うくらい演奏がタイトなのに驚かされました。
ギターもタッピングを歌のバックで使い、多重録音で音が広がっていく感じが素晴らしく、曲調も変わっていて、何もかも最高でした。
今まで衝撃を受けた曲が3曲ありますが、この曲はその中の1曲です。
スティーヴ・ヴァイの加入によって、スティーヴが持ち込んだ「ノリ」、恐らくヴァン・ヘイレンに影響を受けたと思われる「ノリ」が他のプレイヤー達の能力を最大限にまで引き上げ、貧弱だったファースト・アルバムとは全く次元の違う、高品質のハード・ロック・アルバムに仕上げることに成功しています。
なお、このアルバムを低く評価したことが、私が長年愛読していたミュージック・ライフの購読を止めるきっかけとなりました。