DOKKEN /ドッケン
「BACK FOR THE ATTACK / バック・フォ―・ジ・
アタック」
1.Kiss Of Death / キッス・オブ・デス [5:51]
(Lynch - Dokken - Pilson)
2.Prisoner / プリズナー [4;20]
(Lynch - Pilson - Brown)
3.Night By Night / ナイト・バイ・ナイト [5:23]
(Pilson - Lynch - Brown - Dokken)
4.Standing In The Shadow / スタンディング・イン・ ザ・シャドウズ [5:07]
(Dokken - Lynch - Pilson)
5.Heaven Sent / ヘヴン・セント [4:52]
(Dokken - Lynch - Pilson)
6.Mr. Scary / ミスター・スケアリー [4:31]
(Lynch - Pilson)
7.So Many Tears / ソー・メニ―・ティアーズ [4:56]
(Dokken - Lynch - Pilson)
8.Burning Like A Flame / バーニング・ライク・ア・
フレーム [4:46]
(Lynch - Pilson - Brown - Dokken)
9.Lost Behind The Wall / ロスト・ビハインド・
ザ・ウォール [4:29]
(Lynch - Brown - Pilson - Dokken)
10.Stop Fighting Love / ストップ・ファイティング・
ラヴ [4:52]
(Pilson - Lynch - Dokken - Brown)
11.Cry Of The Gypsy / クライ・オブ・ザ・ジプシー [4:51]
(Dokken - Pilson - Lynch)
12.Sleepless Nights / スリープレス・ナイツ [4:32]
(Lynch - Brown - Pilson)
13.Dream Warriors / ドリーム・ウォリアーズ [4:43]
(Lynch - Pilson)
TOTAL TIME [63:09]
<DOKKEN>
Don Dokken - Lead Vocals
George Lynch - Guitars
Mick Brown - Drums , Backing Vocals
Jeff Pilson - bass guitar , Backing Vocals
<Mixed by>
Steve Thompson and Michael Barbiero
Front Cover Illustration - Dave (The knave) Williams
Design - Reiner Design Consultants
Photography - Aaron Rappaport
1987年発表
<CHARTS>
全米13位 全英96位
"Burning Like A Flame" 全米72位 全英78位
ELEKTRA / ASYLUM RECORDS.
WARNER - PIONEER CORPORATION
Printed in Japan ( 32XD - 791 )
解説・歌詞・対訳・ステッカー 付
<解説>伊藤政則・酒井康
<対訳>AIR PAVILION MUSIC
TAK YONEMOCHI(米持孝秋)
■ドッケンは1979年にドン・ドッケン (1953年生まれ)
によって結成されたハード・ロック・バンド。
■1981年、フランスのカレア・レーベルからアルバム「Breakin' The Chains」でデビュー。
■1983年、アメリカのエレクトラ・レコードからアメリカでのデビュー・アルバムとなる「Breakin' The Chains」を基に、タイトルと収録曲を変更した「Breaking The Chains」を発表。
■「バック・フォー・ジ・アタック」は1985年に発表された
「アンダー・ロック・アンド・キー / Under Lock And
Key」に続く通算4枚目のスタジオ・アルバム。
■TRACK 13 "Dream Warriors"は1987年に公開された映画
「エルム街の悪夢3 惨劇の館 / A Nightmare On Elm Street 3 : Dream Warriors」の主題歌。
■ドッケンは1988年に解散。
「バック・フォー・ジ・アタック」はドッケンのラスト・アルバムになってしまった。(1994年に再結成)
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「今最も輝いているハード・ロック・ギタリストの一人がこのジョージ・リンチである。長いキャリアがもたらす安定感のある速弾き、ツボを心えた泣きのフレーズなどなど、特筆すべきポイントは驚くほど多い。サウンド面においても無駄を徹底的にはぶき、心地良いギター・サウンドのみを追求するジョージ。前作「アンダー・ロック・アンド・キー」がコマーシャルな作りだったのに対し、このアルバムではかたくななまでにハード・ロックしている。彼のアイデアが開花したインスト "ミスター・スケアリー" など、ギター・サウンドを十二分に楽しめるアルバムである。」
(筆者、掲載雑誌名、発売年月不明)
「全13曲60分余のアルバムの殆どはミドル・テンポの曲で、統一性があるとも言えるし、皆同じようとも言えるが、前作以上に1曲1曲の完成度は高い。シャープなバック、リ―ドではない部分で凄いことをやっているギター、少しばかり硬化したヴォーカル…。それぞれの要素にDOKKENのHEAVINESSが込められている。」
大野奈鷹美 ( 「BURRN」 1988年1月号より)
「多分、前半と後半のどちらが好きかという問題がファンの間で話題になるだろう。最近、一枚のアルバムが話題を独占するということが少なくなってきている。そういう意味でもこのアルバムは凄い。僕の周辺の人間達は朝から晩までこのアルバムについて議論を交わしている。」
伊藤政則 (アルバム解説より )
私のオススメ曲
Kiss Of Death
Burning Like A Flame
Mr. Scary
私のオススメ度
★★★★★
このアルバムの際立つ点は、ジョージ・リンチの素晴らしいギター演奏です。
特に".Kiss Of Death"のエンディング部分やインストゥルメンタルの"Mr. Scary"でのギターは強烈な印象を残します。
ジョージ・リンチのギターは、他のメンバーの凡庸なパフォーマンスを補って余りあります。
それにしても、この程度の完成度の作品で朝から晩まで議論を交わせる人達って幸せだなぁ。