今日から大学入試センター試験。
現在高校三年生の娘も受験する予定でした。
娘の通っている高校は大学の付属校なので、ほとんどの生徒がそのまま上の大学へ進学します。
しかし高2の秋、娘から
「行きたい学部がない・・・。」と。
演劇の勉強がしたいと言い出したのです。
担任の先生は、大学で勉強しながらサークルや劇団などに所属して演劇を学ぶこともできるのではないか?。
とご提案くださり、一時期は内部進学で進路を決めてましたが、
高3の春の進路希望調査で、
「やっぱり内部進学の欄に記入ができないから外部受験にチャレンジしたい」と・・・
高3から受験勉強!?!?
当時、私は外部受験をするなら、内部進学する大学と同レベルかそれ以上を目指さなければ意味がないと思っていました。(←今思えば恥ずかしい話ですが)
しかし、娘の希望は私のそれとは全く違いました。
それに、演劇学科演技コースの受験には筆記以外に実技試験もあります。
小さい頃から演技コースの進学を目指して積み上げてきた子たちがきっとたくさん受験するに違いありません。
倍率だけを見ると、今まで実技を趣味程度にしかやっていない娘の、合格できる確率なんて”ほとんど無いに等しい”と思いました。
そもそも、
外部受験するなら内部進学する大学と同レベルかそれ以上を目指さなければ意味がないと思っている私(しつこい!)
ですので、その選択肢はないのか、今度は私が必死で探し始めました。
座学になりますが、文学部の中に演劇について学べる学科を設けている大学をいくつか見つけ、ここならどうかと提案したところ、第一希望は譲りませんでしたが、第二希望以降をそれらの大学に設定して高3の夏前からの受験勉強(ナメてるとしか言いようがありません)をスタートすることになりました。
それと同時に、第一希望のAO入試にチャレンジしたいと、そちらにも取り組み始めました。
AO入試は恐ろしい倍率でしたので、まずはチャレンジのつもりでした。
私は自分の探した大学に進学してもらいたいと切に願っていたので(失笑)、そっちの勉強はしているのか!ばかり口うるさく言っていました(何度も言いますが、今となってはお恥ずかしいです・・・汗)
娘の本気が伝わったとしか考えられませんが、エントリーシート通過、一次試験、二次試験と進むことが出来、娘は合格の切符を手にしました。
当の本人ですら本当???と思うほど、
まさかまさかの展開でした。
娘の大きな力に尊敬の念を抱いたものです。
この一件から、
私たち夫婦も考えさせられ、
親の希望を子供に押し付けるのではなく、
子供の希望を尊重しサポートすることの大切さを
今更ながら実感し
今までしてきた娘への様々なコントロールを反省しました。
(その後、アドラー心理学と出会い、腑に落ちました。)
もし今日、娘がセンター試験を受ける予定だったら・・・
私は夫の病院に通う毎日。
娘が一人で不安な思いを抱えたままセンター試験に向かうことになっていたと思うと、
心細いだろうな。
お弁当はどうしたかな?
受験すら諦めていたかもしれない。
この現実を家族みんなが責め続けていただろうな。
そんな事を考えていたら、
今までの展開が、とてつもない大きな力に守られているような気がしました。