昨日の医師からの説明の中で、CCUでは、毎日休みなく働いていた人が、ある日突然の病気で動けない状態が続くストレスや無力感で、入室後4日後あたりから、興奮、錯覚、幻覚などが現れる「せん妄状態」に陥るケースが非常に多いと聞かされました。
特に夜間に点滴ルート類を引き抜く、ベッドから起き上がるなど危険な状態になることが多く、鎮静剤を投与される場合もあるそうです。
血圧や心電図の小さな動きを確認しながら血管を休ませている状態なのに、これでは悪化してしまいます。
この話を聞いて受け止めたつもりでしたが、
受け止めきれていませんでした。
そうなるのが不安で怖かったのです。
そうならないように、何をしてあげるのが良いかばかりを考え始めていました。
素人判断で、モニターの数値やアラーム音に過敏に反応し、そればかりを気にしていました。
夫への言葉も自分の気持ちを落ち着かせる為の言葉でしかありませんでした。
冷たくなっていた手や足、体を動かせないために痛みのある腰を、私がやさしくマッサージしてあげればきっとよくなる!と、いつもの『私がなんとかする』が始まっていました。
そんな私を見ていた看護師さんがモニター画面の説明をして下さいました。
不自由だけど、今は絶対安静にして動かさない事の「命に関わる理由」を説明して下さいました。
愛ある忠告でした。
今やるべきことは、とにかく安静にして血管を休ませてあげること。ちょっとしたストレスで血圧や心電図にも影響があるという事だと思いました。
今の私に出来る事は・・・
少しの時間顔を見に行き、話しを聴く事。
気持ちまでゆっくり休ませてあげること。
病院の医師と看護師に安心して任せる事。
そして夫の困難に打ち克つ力を信頼する事。
それだけでした。
順番を間違えて、先の心配ばかりしていました。
空回りしていた自分の心に気付かせてくれた看護師さん。ありがとうございます。