アイドル中心のバラエティー番組打ち切り、歌番組ランキングでアイドルグループに陰り…。どちらも、韓国のポップカルチャーをこの数年間リードしてきたアイドルブームが勢いを失いつつある兆候といえるだろう。
専門家は「音楽喫茶『C’est Si Bon(セ・シ・ボン)』、勝ち抜き番組『私は歌手だ』などが話題になり、歌唱力を持つ歌手の魅力と実力を知った人々が、ビジュアルだけを看板にしているアイドルに見切りを付けたのでは」と見ている。こうした現象を受け、本紙は有名ボーカルトレーナー10人を対象に緊急アンケートを実施、アイドルグループと各メンバーの歌唱力を分析した。回答者が1・2・3位を選び、それぞれを3・2・1点とし、合計するという方法でランキングした。
歌が上手なアイドルグループとメンバーは?
1位は「死んでも離さない」などをヒットさせ、11点を獲得した2AM だった。「リードボーカルとサブボーカルの実力差が小さく、安定感がある」などと絶賛されている。2位は8点のBIGBANG。「自分たちの音楽的な実力を磨くため、努力を続けるグループ」と評された。「内なる実力があり、ミュージシャン並みのボーカリストで構成されたグループで、申し分ない」というBrown Eyed Girls、「ライブでも安定した音程とブレスをキープしている」というSHINee(シャイニー)、「表現力が素晴らしい」という東方神起が6点で3位タイだった。
歌が上手なアイドルグループのメンバーには、東方神起を離れJYJとして活動しているジュンスが13点で1位に選ばれた。「テンポが速くても遅くても、自分のリズムとしてこなせる才能がある」というのが理由だ。2位は9点を取った少女時代のテヨンとSISTAR(シスター)のヒョリン。テヨンは「自分の感性をうまく生かしながらも基本に忠実で、歌手らしい歌手」と評価されたが、「声帯の伸びがもう少し良くなれば、さらに上手になる」という声もあった。ヒョリンについては「ポップソングを歌う時の切なさが、ほかのジャンルの曲を歌う時も出ればもっといい」という意見が出た。3位は6点の2AMチャンミンとSHINeeのジョンヒョン。チャンミンは「発声とブレスが上手」、ジョンヒョンは「広い音域が印象的」との評価だ。