あなたは気づいているのでしょうか

きっと気づいていないでしょう

あなたはいつも素直です

感情に対しても素直だから、きっと

どんなに優しくても、いつまで経っても気づかない

でも知っていて欲しいのです

素直に助けを求められない人がこの世界にはいることを

冗談めかして笑っていても

笑顔の陰で苦しんでいる人がいる

あなたには想像できないでしょう

自分が弱く脆いから

嘘つき通して本心隠して

誰にも気づいてもらえないと知っているのに

本心を知られるのが怖いから

自分を傷つけるだけだと知っているのに

素直になることは難しい

あなたのように

素直になれたら、どんなに良かったことでしょう

素直になれないが故に

自分で勝手に隠し通して

自分で勝手に傷ついて

誰のせいにもできないために

笑うことしかできなくて

笑顔の陰では、助けを求めているけれど

助けてくれる人はいない

あなたを見ていると

本当に羨ましくなります

私がもっと素直なら・・・

私がもっと、私がもっと・・・

考えても意味ないこととは

分かっています

私がいけないだけなのだから

あなたには、何の罪もないんだから

でも、私は

笑顔の陰で苦しんでいます

あなたに助けを求め続けています


***********

下手くそにも程がある(笑)

結局何が言いたかったんだろう?

でも満足しました(笑)

気持ちを伝えるのって、やっぱり大変なんですね。

感想いつでも募集中ですよ~!!


それじゃ。
わかってるんだって、私が受けてることが「いじめ」だってことくらい。
でも、認めたくない。
だって認めちゃったら・・・恐怖が倍増する気がするから・・・。

希望っていうものは、残酷だと思う。
だって、希望があるから生きてる私にとって、生きることが辛いから。
生きていることが、私を苦しめる。
希望に裏切られてしまうくらいなら、最初からなきゃいいのに。

いろいろな思いが、私の中を駆け巡る。
順序のない思いがあふれて、私はおかしくなりそうになる。

どうしたらいい?
ねえ、誰か教えてよ・・・。
再び理性が私に囁いた。

――終わりにするのか、しないのか。終わりっていうのは、どういうことか。自分で考えなきゃ始まらない。

終わりにする?
どういうこと?

――舟を沈ませる?

沈ませたい。
でも怖いんだ。

――じゃあ、生きる?

それも・・・怖い。

――いじめを、終わらせたい?

終わらせたい。

――じゃあ生きなさい。

え?
理解できなかった。
でも、もう答えてはくれなかった。
自分で、決めなくちゃいけない。

自分で決める・・・。
それは私にとって、1番苦手なことだった。
いつも人に任せっきりだったから。
でも、もう逃げ道はない。


今日も晴れ渡った空。
私は今日、やらなきゃいけないことがある。

学校に着いて席に座ると、机には案の定落書きされていた。

――死ね

びっくりするほど大胆な大きな文字で、そう書いてあった。
いつもの私なら、何も言えずに文字を拭き取っているところ。
でも、今日は違う。

「誰がやったの?」

静かに、でもはっきりと私はそう言った。
教室中にざわめきがひろがっていく。

「もう・・・やめてよ、こんなこと!!」

ずっと言いたくて言えなかった言葉が、やっと言えた。

その時、私は見えた気がした。
小さな舟がゆっくりと、でも確かに動き始めたのを。
広い広い海の中、大丈夫、小さな舟はちゃんと前に進んでいる。



End.
私は時々、夢を見る。
広い広い海にぽつんと浮かぶ、小さな舟。
きっと私は舟なんだ。
それで広い海は周りの人達。
海が荒れるたび、舟は揺れる。
周りの人達が荒れるたび、私の心は揺れていく。


今日も悪夢のような1日が始まる。
窓から覗いた空は、底抜けに明るくて、私の心が雲を全部吸い込んだみたいだった。

学校に着いて席に座ると、机には案の定落書きされていた。

――死ね

びっくりするほど大胆な大きな文字で、そう書いてあった。
しかも、ご丁寧に油性ペンで書いてある。
私はため息をついて、筆箱から水性ペンを取り出した。
文字を丁寧になぞりながら、何百回とした質問を繰り返す。

――ねえ、私・・・。生きてて、いいのかな・・・?

いつもなら、

――当たり前でしょ。

って笑ってくれるもう1人の自分が、今日は

――そんなことくらい、自分で考えれば。

冷たく突き放されてしまった。
私はため息を押し殺して、ティッシュで文字を拭き取った。

やっと1日が終わった。
明日のこと考えると、明日なんか来なきゃいいのに、って思う。

私の舟は、揺れ続ける。
今にも沈みそうになっているのに、沈まない。
それを見ていると、なんだかイライラして。
舟を沈めたくなってきた。
それが、何を意味するのか分かってるくせに。

私の感情が私に囁く。

――もう、生きる意味なんてない。

それに、私の理性が答える。

――生きることに理由なんかいらない。

私は・・・どちらを選べばいいんだろう?

私の舟は、前に進むこともなく、後ろに戻ることもなく、ただ止まってしまっている。
自分にも見捨てられてしまった私は、どうしたらいい?