女の子side

男の子が歌い出す。
その歌声は、やっぱり綺麗・・・だった。

泣きたくなるくらい綺麗。

私には、もうすぐこの声も聞こえなくなっちゃうのかな。


でも本当に泣く前に歌は終わった。

――あ、お礼、言わなきゃ・・・。

私は持ってきたスケッチブックにペンを走らせ、そのページを切り取った。

でも、どうやって渡せばいいんだろう・・・そうだ!!


私はその紙で紙飛行機を折る。
そして、柵越しにその紙飛行機を飛ばす。

男の子は、驚いたように紙飛行機を捕まえた。

私は、開けてみて、と手で促した。


男の子は中の文を読んで、
「ありがとう」
と微笑んだ。

そして、

「君は・・・あの、もしかして・・・喋れないの・・・?」

とっても言いにくそうだった。
私は頷く。

「そう、なんだ。あ・・・聞いちゃいけなかったかな・・・」


そんなことないよ。
あなたの声が聞けるなら、そんなの平気だよ。

そんな思いを込めて、思い切り首を横に振った。



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低クオリティw

岩投げられたら流石に怒る←