お久しぶりです、月見里です←←←
・・・遅くなりすぎごめんなさいm(_ _)m
**☆**☆**☆**☆**☆**☆**☆**☆**☆**☆**☆
女の子side
あれから何日もたった。
私は病院から抜け出せなくなった。
どんな時でも、パパかお姉ちゃんが私のことを見張っているから。
それにしても、パパがあんなに怒っているのを見たのは初めてだ。
言われたのは、これだけ。
「二度とあんな奴に会うな」
・・・それだけなのに、パパがすごく怒っているのが伝わった。
・・・ひどいよ、パパ。
なんで口も開いてくれないの?
まだ怒ってるの?
パパが怒るのは勝手だけど、私の・・・私の、生きる糧まで奪わないでよ。
私を、あの子に会わせて・・・お願い・・・。
なんで、この想いが伝わらないの・・・?
ある日、ベットで寝たフリをしていた私は、小さな話し声が聞こえてハッとした。
そういえば、今の時間は病院を抜け出していた時間だ。
この時間はどうしても、パパとお姉ちゃんの監視の目が厳しくなる。
何を話してるんだろう・・・。
そっと聞き耳をたてた。
話の内容は、今日お姉ちゃんは前からしていた約束があり、さらにパパは仕事が入っているから、私のことをどうしようか、ということだった。
聞きながら、チャンスかもしれない・・・そう思った。
話し合いの結果、私は看護婦さんに面倒を見てもらうことになったらしい。
きっと、パパやお姉ちゃんより、部外者である看護婦さんの方が、簡単に抜け出せるはず・・・。
これが最後のチャンス。
無駄にはできない。
だって私は、あの子にもう心配をかけたくないから・・・。
息が上手くできない。
苦しい・・・それでも走る。
病院を抜け出すのは、思ったより簡単だった。
ただ、私の身体は限界に近かった。
それでも、走り続けた。
たった1つ持ってきた紙飛行機を、大切に抱えて。
・・・遅くなりすぎごめんなさいm(_ _)m
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女の子side
あれから何日もたった。
私は病院から抜け出せなくなった。
どんな時でも、パパかお姉ちゃんが私のことを見張っているから。
それにしても、パパがあんなに怒っているのを見たのは初めてだ。
言われたのは、これだけ。
「二度とあんな奴に会うな」
・・・それだけなのに、パパがすごく怒っているのが伝わった。
・・・ひどいよ、パパ。
なんで口も開いてくれないの?
まだ怒ってるの?
パパが怒るのは勝手だけど、私の・・・私の、生きる糧まで奪わないでよ。
私を、あの子に会わせて・・・お願い・・・。
なんで、この想いが伝わらないの・・・?
ある日、ベットで寝たフリをしていた私は、小さな話し声が聞こえてハッとした。
そういえば、今の時間は病院を抜け出していた時間だ。
この時間はどうしても、パパとお姉ちゃんの監視の目が厳しくなる。
何を話してるんだろう・・・。
そっと聞き耳をたてた。
話の内容は、今日お姉ちゃんは前からしていた約束があり、さらにパパは仕事が入っているから、私のことをどうしようか、ということだった。
聞きながら、チャンスかもしれない・・・そう思った。
話し合いの結果、私は看護婦さんに面倒を見てもらうことになったらしい。
きっと、パパやお姉ちゃんより、部外者である看護婦さんの方が、簡単に抜け出せるはず・・・。
これが最後のチャンス。
無駄にはできない。
だって私は、あの子にもう心配をかけたくないから・・・。
息が上手くできない。
苦しい・・・それでも走る。
病院を抜け出すのは、思ったより簡単だった。
ただ、私の身体は限界に近かった。
それでも、走り続けた。
たった1つ持ってきた紙飛行機を、大切に抱えて。