【無添加生活とは❓】

無添加生活とは、食品添加物を可能な限り避け、身体や環境に優しい無添加食品を摂る生活のことを指します。

 

【無添加生活をオススメする理由】

●身体を健康に保てる

食品添加物や農薬、化学物質を避けることで、肌や身体の健康を保つことが出来ます。

食品添加物は、アレルギーや炎症、肌荒れなどを引き起こしたり、将来癌に罹患するリスクを引き上げます。また、農薬や化学物質は、発がん性物質が多く含まれていて、癌や内分泌攪乱作用などを引き起こすリスクも孕んでいます。

無添加生活をすることで、これらのリスクを回避することが出来ます。

 

●本来の味覚を取り戻すことが出来る

無添加生活をすることで、本来の味覚を取り戻すことが出来ます。

食品添加物や化学物質の中には、食べ物の味や香り、色などを強調したり変化させたりする役割の物質もあります。これによって、本来の味覚が失われ、味の濃い食べ物でないと満足出来ない身体になってしまいます。

無添加生活を続けていく内に、本来の味覚を取り戻していき、食品や素材そのものの味や香りを敏感に感じ取ることが出来ます。

 

●腸内環境が良くなり、様々な健康効果が期待できる

食品添加物は腸内細菌に悪影響を及ぼすとされています。無添加生活をすることで、腸内環境が改善され、以下のような健康効果が期待できます。

・便通が良くなり、便秘や下痢になりにくくなる。

・免疫力が上がる。

・脂肪の分解や代謝が促進され、太りにくくなる。

・メンタルヘルスが改善され、ストレス過多やうつ病などの精神病を予防できる。

・肌荒れが改善される。

 

●環境に配慮した生活が出来る

食品添加物の使用許可を国から受けるには、動物実験によって安全性を証明する必要があります。動物実験では、ラットやマウスなどの哺乳動物を使って、行われます。例えば、ずっと食べさせても問題が無いかとか、産まれてくる赤ちゃんに影響が無いかとか、などを徹底的に調べます。

無添加生活をすることで、動物や自然への負担を軽減することが出来ます。また、無添加食品は、オーガニックや地産地消などの環境保護への取り組みにも関係しています。

 

【無添加食品のデメリット】

●無添加食品の見分けが大変

無添加食品を購入する際は、商品パッケージの成分表示を確認する必要がありますが、全ての商品の成分表示を確認するには手間がかかります。

また、加工食品の多くは、食品添加物が混入されている場合が多いので、中々見つからないこともあります。

 

●食費が高くつく

食品添加物は低コスト化を図る為に使用されている場合も多いです。それに対して、無添加食品は、一般的な食品よりも高く販売されています。

無添加生活を続けるとなると、毎月の食費が高くなってしまいます。

 

●保存期間が短い

食品添加物には、保存料や酸化防止剤など、微生物の繁殖を抑える効果があるものもあります。そのため一般的な食品は、食品添加物を混入させることで、保存期間を延長しています。

しかし、無添加食品の場合、それらの効果が得られない為、微生物が食品の成分を分解し、腐敗や変質を引き起こします。

 

【無添加生活を続けるコツ】

●特に添加物の多い食品から止めていく

無添加生活を続けるには、無理をして添加物絶ちを行う必要はありません。いきなり全ての食品を無添加にするのでは無くて、特に添加物の多い食品(ファーストフードやインスタント食品など)から止めていくことがオススメです。

 

●原材料を気にしすぎない

スーパーで販売されている殆どの食品には、添加物が含まれています。無添加生活を続けるには、ある程度妥協する必要があります。

特に、無添加生活を始めた頃は、完璧を求めすぎてしまい、結局リバウンドしてしまうケースも多いです。その為、無添加生活を楽しむことが、続けるコツとなります。