【マイクロプラスチックを食べた魚がいる】
●マイクロプラスチックとは❓
プラスチックは人工的に作られた化合物で、自然界の力でも容易に分解できません。劣化プラスチックは細かく砕けて海面を浮遊し、一部は海底に沈殿します。プラスチックごみの内、直径5ミリ以下の破片をマイクロプラスチックといいます。
●マイクロプラスチックの毒性
マイクロプラスチックが人間の身体にどのような悪影響があるか、まだ十分に解明されていませんが、
一部の研究ではマイクロプラスチックに吸着、含有された有害物質が、生物の肝機能や腫瘍などに影響を与えることが示唆されています。また、PCB、ダイオキシン、DDTなど、残留性有機汚染物質と呼ばれる海中の有害化学物質を取り込みやすいことも分かっています。
マイクロプラスチックは海洋を広範囲に移動するので、有害化学物質を世界中に運んでしまいます。
●生物濃縮による毒性濃度の増加
生物濃縮とは、有害化学物質が食物連鎖を通して生物の体内に高濃度に蓄積されていく現象です。例えば、小魚やプランクトンがマイクロプラスチックを餌と間違えて食べてしまうと、それらを捕食する生物の体内にもマイクロプラスチックが蓄積し、その過程で毒性濃度が増していきます。このようにして、食物連鎖の上位にいる生物ほど体内に多くの化学物質が蓄積されることになります。
生物濃縮はマイクロプラスチックだけで無く、水銀やダイオキシンなどの有害化学物質にも適用されます。
生物濃縮によって有害化学物質まみれになった魚を食べると、人体に悪影響を及ぼすのは確実です。
【養殖魚に対するワクチン接種】
養殖魚の多くは、水産業者にワクチンを打たれています。水産用ワクチンには、餌に混ぜる方法、魚に漬ける方法、注射で刺す方法など、様々です。
このブログを見ている人なら分かると思いますが、成分が分からないワクチンを打つことは危険です。ワクチンを打たれた魚を食べることは、間接的にワクチン接種しているのと変わりません。