事故物件その後 ~一人暮らしはヤバい?~ | まくのうちのブログ

まくのうちのブログ

ブログの説明を入力します。

寒くなりましたねぇ。(;´・ω・)

 

 

今日は雨だし、現地立ち合いとか無くてよかった♪

 

 

そう言えば、先日の事故物件、

 

アタクシとは関係なくなったんで縁は切れました。

 

 

当日はほぼ情報が無い中、心理的瑕疵の可能性ありと聞き、

 

ちょっと気が重かったけど、違ったので一安心!

 

 

 

と思ったんですが、別の意味で気が重かった・・・。

 

 

物件なんですが、築年を見ると20年前ちょいです。

 

 

こちら当社の自社物件で、建築時にアタクシも関わってる。

 

 

オーナーはアタクシと同い年の女性Uさんで、

 

新築だったんで、何度もお会いしてまして。

 

 

とても元気でパワフルな人だったんですよ。

 

 

今回初めてUさんのお兄さんから聞いて真相が判明。

 

 

10年ほど結婚していたが、離婚してこちらに住んだと。

 

 

お相手が田舎の金持ちの息子で、なかなか子宝に恵まれず、

 

そんな中で、ダンナが浮気してしかも子供が出来た。

 

 

ダンナの両親も子供が出来たことを最優先に喜んで、

 

結果、Uさんは半ばムリヤリ離婚させられたと。

 

 

ただ、Uさんも気が強く、ダンナ一族は、

 

心は無くても金はある一族だったので、

 

かなりのお金をもらった上、親が持っていた別荘地を、

 

Uさんの名義に変更して家も新築。

 

 

当時本人と話して、離婚して一人暮らしとは聞いてた。

 

 

離婚先から大金もらって、土地貰って、税金も払わせた、

 

本人がそう言ってたが、理由までは聞けないので、

 

ようやく今回判明した訳ですよ。

 

 

何かのデザイナーで、家で仕事はできるので問題はなく、

 

ネコが好きなので、専用の部屋を作って4匹飼ってました。

 

 

 

そんな人ですが、やはり一人で山にこもる生活が悪かったか、

 

仕事する必要のないほどのお金をもらったからなのか、

 

一切仕事をしなくなったそうで。

 

 

50代になってから若年性認知症を発症し、

 

ちょっと普通じゃなくなってきたらしい。

 

 

やがて悪化が進み、お兄さんは遠いながらもたまに来て、

 

面倒を見ていたが、とうとう日常生活が出来なくなった。

 

 

調理が出来ない、ごみが捨てられないなどで、

 

8月にお兄さんが引き取り、しかるべき施設に入っていると。

 

 

で、今回はこの物件を売却したいとの事なのだ。

 

 

問題点が多数!

 

・ごみから流れ出た液体で床や壁がシミ、腐食。

 

・同じ理由で室内の臭気がキツイ。

 

・元・ネコ部屋は何故だか窓を開け放っていたので、窓の周囲の木部は雨ジミ、床も雨ジミ、壁クロスはカビて剥がれる。

 

・お風呂にも入っていなかったが風呂場にいろいろ流したようで、配水管が完全に詰まっている。

 

 

などなど。

 

 

結果としては売却に向けて要リフォーム!

 

 

そう決まったので、アタクシはここの案件から離れました。

 

 

しかし、あんなに不必要なほど元気な人だったのに、

 

やはり世間から隔離した生活するとダメなのか?

 

 

アタクシも山生活ですが、会社来てるし、

 

東京も行くし、趣味も多いし、寄席も行く。

 

 

でもやっぱ老後は歩いてどこでも行ける東京だ!