秋田駅に着いたのは16時。
出張で秋田県には何度か来ているが、珍しいことに、
中心部の秋田駅前には用事がなく、降りたことすらない。
日本全国にある、一度行ってみたいお店のうち、
その一軒が秋田駅から徒歩5分!
人気店なので開店と同時、17時に入店するべく、
10分前に行ったら、すでにお待ちが何人も!
「永楽食堂」
外観はなんて事のない、いわゆるフツーの食堂なんです。
しかし、ある意味、いやマジで聖地!
17時、入店したら、
「カウンターは19時まで、テーブルなら18時半まで」
と言われ、それ以降は予約で埋まってるそうです。
そして初めて現物を見るまくのうち!
壁一面のメニューにお料理はなく、こちら側全て日本酒!
呑みながら数えたら、なんとなんとの日本酒だけで、
156銘柄!
写ってない右側には、ビール、チューハイ、ワイン、
紹興酒、泡盛、他もろもろ、焼酎は芋、麦、米、黒糖、胡麻、
ああキリがない・・・。
しかし、行ってはじめて知ったのは、90%以上吟醸で、
本醸造、純米派のあたしゃ選択肢が限られる。
本醸造はただ1銘柄、燗酒用の高清水のみ。
1000円以下の酒3銘柄の呑み比べセット1合分で、
800円とお得なセットがあり、みんな最初はそれ、
人によってはずっとそれを飲むようです。
「飲み比べセット」
オール地元純米で。
※呑み始めて撮ってないの気づき、慌てて写。
「春霞 特別純米」「一白水成 白ラベル」「刈穂 原酒」
ウマい!飲み比べイイ♪
お店の人も優しくて、
「純米だけだったら飲み比べより1合売りの方が安いですよ」
って。
各種飲みたいからと、呑み比べにしましたが、
確かにメチャ安でして、上喜元、写楽、山本の純米1合、
500円で出してるじゃん!( ̄▽ ̄)
もうテンションアゲアゲ!!!
「お通し」
冷しゃぶと温やっこ。
多いなと思ったんですが、料理の提供に時間がかかるんで、
これ食べて待つか、カウンター上の大皿料理から選ぶのが良さげ。
「ヤリイカ刺」
新鮮♪ シャッキリした触感と甘みがいいっす。
最初っから日本酒だけど、もう日本酒しかないっしょ!
「雪の茅舎 限定」
水ですよ、ウマい水♪
スイッチはいるわ~!
「フグから揚げ」
これが出たタイミングで、奥から大女将さんが、
呑み比べ用の小さいグラスにお酒を入れて持ってきてくれた。
呑み比べがオール純米で安い銘柄なので、
これをサービスしてくれると言うのである、マジ優しい♪
これが華やかな香りと味、なのにキレよく後味スッキリ!
銘柄を聞いたらば、
「売ってないし、手に入らないし、知らないほうがいいかも」
「次に黄色短冊に出す銘柄」
と。
最初の壁一面の短冊写真で。黄色い横書き短冊あるでしょ?
3千円から1万2千円銘柄なんですよ、1合で!(/ω\)
超・限定とか、品評会出品用銘柄とか。
ウマいけど、あたしゃとんでもない銘柄呑んだか?
「ほっき刺」
ウマすぎる!安すぎる!
このあと暴走モード?に突入、
「ほや刺」「だだみ刺(秋田でタラの白子のこと)」
「レンコン海老しんじょう揚げ」を食べ、
「龍蟠」「本荘」「新政 亜麻猫」「ど」「天の戸 じゃごたろ」
を呑みました~♪
多分、山本の「ど」
多分、天の戸の「じゃごたろ」
そしてお勘定は想定外の5千円台!(*´Д`)
お勘定間違ってない?って思った・・・。
近所にあったら一年365日通える金額だけど、
肝硬変一直線だよな、絶対・・・。