会社でのお話。
今年と去年の資料は、机の後ろのキャビネットの中。
3~5年前の分は、同じ建物にある、部全体の書庫の一区画に。
6年以上前の資料が、怨念渦巻く?書庫にある。
同じ建物内の書庫は何ら問題は無いが、
この怨念倉庫の場合は、アタクシがクルマに乗って、
わざわざ行かなくてはならない事情があるのだ。
なので、今日の朝一番で行ってきたぜ!
説明しますが、字も絵もキタナイのはご容赦願いたい。
A、B、Cと言う、それぞれ100坪の土地があった。
元々は900坪だった区画を9分割したウチの3区画。
問題が起こったのは昭和40年と、アタクシはまだ生まれてないので、
この話は社内で受け継がれた言い伝えですが、間違いないそうで。
営業担当者が土地を販売する時に、Aの土地の購入希望者が、
「150坪だったら買う」
と言ったので、
隣地の50坪を2分割、隣地と合筆して、2区画150坪で販売することに。
ところが偶然と言うか、運が悪いと言うか、100坪のままの段階で、
隣地のBも同じ日に契約がまとまり、手付金を受領していた。
これは契約不履行になってしまう。
不動産取引では、買主都合で一旦契約したものを解除する場合、
払った手付金は放棄となるのである。
で、売主都合で解除の場合は、受け取った手付金の倍返しなのだ。
150坪のAと、100坪のBに倍返しする場合、面積の少ない方が、
支払金額も少ないので、Bに倍返しで決着。
決着と簡単に書いたが、当時は大問題だったであろう。
ここでCの土地を150坪に変更して売りに出すことになるのだが、
AとBでバタバタしているうちに、Cも決まった、もちろん元の100坪で。
当時の営業担当の責任者が確認を怠ってたんですね~(*´Д`)=з
こうなってしまった。
別荘地で50坪なんて狭い区画は買い手がいません。
あわてて、Cの購入者に150坪での購入を打診したものの、
そんなに広い面積は必要無いと一蹴。
ただ、坪単価を大きく下げれば買うと言われたものの、
知られれば、同区画の他の購入者から間違いなくクレームになる。
結果、この狭くて使えない斜線部分だけが、
引き続き当社の所有地として保有することとなったのだ。
おおらかな時代だったとは言え、この件に絡んで、
社内で殴り合いまで発生し、退職者も2名出たらしいのである。
他にもかかわった人間数名が処分されたと。
そんないわくつきの土地。
でも遊ばせておくのももったいないと、
標高が高く眺望の良い別荘地に書庫を建築した。
避暑地、標高が高い、眺望が良い(イコール障害物がない)
冬場、雪に埋もれるに決まってんじゃん!\(*`∧´)/
両面道路なんだけど、当然山側には雪が吹きだまるので、
谷側の裏口から入ります。
アタクシのポリシーとして、女子に対してこんな雪深い場所に、
わざわざ書類取りに行かせる訳にはいかない。
谷側ですら、雪は30cm程度は積もってます。
ドアを開けて、室内に入って、内側から写真を撮ると~、
雪の積もり具合がよく分かるでしょ~。(´д`lll)
何の用事も無いけれど、シャレで山側のドアを開けてみた!
積雪1m超!( ̄□ ̄;)!!
アタクシのヘソより高いよ!(((゜д゜;)))
こんな負の遺産残しやがって!゛(`ヘ´#)
昭和40年当時、責任者と言えば40~50歳くらい?
てことは90~100歳くらいだ。
もういないか・・・。![]()
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