浜松医大 感染対策考慮 新たな認知症ケア共有  | フレイルも認知症も減らない日本

フレイルも認知症も減らない日本

Nobody is in possession of the ultimate truth.

ウイルスと戦争の世紀で人生を終えることになるとは・・・まさに第三次世界大戦前夜の状況ですからね しかも本日は日本の金融市場はトリプル安

できることから始めよう‼️ですね。



静岡新聞SBSより。


感染対策考慮、
新たな認知症ケア共有 
浜松医大など
HP開設



 コロナ禍での認知症ケアの実践を当事者の家族や医療福祉従事者らが共有する取り組みが、浜松医科大の臨床看護学講座を中心に動きだした。

現場での実践や研究で得られたケアの工夫を特設したホームページ(HP)に投稿し合い、感染対策を考慮した新たな認知症ケアを進めている。

 認知症ケアは人とのつながりや社会参加が重要視され、介護施設などは活動に密接な触れ合いを取り入れてきた。一方、新型コロナの感染対策は3密の回避が必要で、現場では試行錯誤が続く。

 HPの開設は昨年11月。

認知症予防などを研究する同講座の鈴木みずえ教授や同朋大社会福祉学部非常勤講師の阿部邦彦さんらが、現場の感染対策や工夫を発信することで「良いケアを広めたい」との思いで手掛けた。

 多くの施設が行っている面会制限では、コミュニケーションの方法として磐田市立総合病院が取り入れた入院患者と家族の手紙交換などを紹介した。

難聴者への対応は、「きちっと居宅介護支援事業所」(浜松市中区)のケアマネジャーが家庭訪問時に「拡聴器」を使う事例を挙げた。

 認知症の高齢者にとって容易ではない感染対策の一つがマスク着用。着ける意味を理解するハードルが高いからだ。

浜松市内で通所介護事業所などを運営する「創生」は、継続的な取り組みで着用の徹底を図る。

 事業所の一つ、富塚倶楽部(中区)では昨年12月24日朝、管理者が利用者に感染状況のほか、マスク着用や手洗いの必要性を伝えた。利用者はノートに書き留めて対策を確認。毎日の活動前の光景だ。

 当初は着用に抵抗する利用者もいたが、創生の奥山恵理子取締役は「繰り返し伝え、家族にも周知することで必要性を理解してもらえた。毎日話すことが大事」と根気強く伝える大切さを語る。

 鈴木教授は「情報発信することでケアに困っている現場の力になり、頑張る従事者の励みにもなれば」と願う。