相手は選びませんといけません。
暴レンボーの行き先やいかに
時事通信より。
小池氏「合流と考えず」
=民進の申請、個別に精査
-30年原発ゼロ
新党「希望の党」代表を務める小池百合子東京都知事は28日、日本記者クラブで会見し、民進党が希望への合流方針を了承したことに関し、「有権者への選択肢は誰でもいいというわけではない。私どもは合流という考え方は持っていない」と述べた。
民進党丸ごととの合流とせず、同党からの公認申請を個別に精査していく方針を明確にした格好だ。
小池氏は、民進党の対応について「前原誠司代表が重い決断をしてここまで持ってこられた」と評価。
同時に「安全保障法制に賛成しないという方は、そもそも(公認の)申し込みをしてこないと思う」と述べ、安保法へのスタンスを公認の判断基準とする考えを示した。
小池氏は、2030年までに原発ゼロを実現するための行程を検討すると表明。
「新しい原発が実際にできるかは難しい」と指摘し、太陽光、風力など再生可能エネルギーの比率を3割まで引き上げるとした都の目標を参考に、拡充を図る考えを示した。
19年10月に予定される消費税率10%への引き上げに関しては、「ただただ増税では消費を冷え込ませるだけだ」として凍結を主張。
安倍晋三首相が増税分の使途見直しを衆院選の争点としたことについても「お門違いだ」と批判し、「社会保障全体で放漫経営になっていないか見直さなければならない」と述べた。
小池氏は憲法改正について「護憲や改憲そのものが目的化してはならない」として幅広い議論が重要との認識を表明。
首相が目指す9条改正に関しては「これまで合憲と言っていたのに、3項を付け加えるのは理解に苦しむ」と一線を画した。
学校法人「加計学園」をめぐる疑惑については、「お友達優先の特区など、しがらみの中での改革は改革とは言わない」と批判した。
また、
自身の衆院選出馬が取り沙汰されていることに関し、「私のエネルギーは都の方にまずは置き、五輪の準備をしっかりして東京を引っ張っていく」と語った。