ＲＢＤ患者の７５％にリン酸化αシヌクレイン確認 | フレイルも認知症も減らない日本
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フレイルも認知症も減らない日本

Nobody is in possession of the ultimate truth.

ウイルスと戦争の世紀で人生を終えることになるとは・・・まさに第三次世界大戦前夜の状況ですからね　しかも本日は日本の金融市場はトリプル安

ＲＢＤ患者の７５％にリン酸化αシヌクレイン確認

自分の母親に灯油をかけて、
火をつける寺の住職がいる、
今日この頃、
皆さま、いかがお過ごしでしょうか❓






さて、今日の本題。

レビー小体型認知症❓

実は不適切な病名ですよね。


まだ、
我々はレビーの真の正体を
掴めていないのですよ。




拙著では、
一応、ほめて❓おきましたが、
既存の分類は真実から
ほど遠いところに
あると思っています。


レビー小体型認知症は
拙著１６３から１７４ページ。





海外の研究者は
既存と異なるアプローチを
はじめているでしょう。

アルツハイマーでは、
既に結果が出てますからね。




真実は・・・
くだらない
「センター試験」を避けたり、
更にくだらない
「医師国家試験」で
コケたりしているレベルでは、
遥かに及ばないところにあります。



常識ですが、
パーキンソン病、
レビー小体型認知症に出現する
レビー小体は、
１２９番目のセリン残基が
特異的にリン酸化された
αシヌクレインタンパク質
を含んでいることが知られています。


このリン酸化αシヌクレインと
特発性レム睡眠行動障害（iRBD）
の関連を調べたのが下記の論文。


既存のデータより、
高い数字ですね。


ま〜色々と患者背景を
考えなければと思いますが。



認知症専門のプロと
そのお弟子さんらの発見を
早く見てみたいものですね。




{BFD7BFE7-36DD-427B-BC1B-8BC24CFC20FA}

{63DD9429-01BE-44EF-88DD-01582966182D}



Neurologyより。


Skin nerve 
phosphorylated 
α-synuclein 
deposits 
in 
idiopathic 
REM sleep 
behavior disorder


Elena Antelmi, MD*,
Accepted in final form 
January 27, 2017.


Abstract 要約


Objective: 目的

To test if phosphorylated α-synuclein
 (p-α-syn) deposits can be detected by means of skin biopsy in patients with idiopathic REM sleep behavior disorder (iRBD) as a potential early histopathologic marker of impending synucleinopathy.

キョロキョロ特発性レム睡眠行動障害患者を
皮膚生検して
リン酸化αシヌクレイン沈着を調べた


Methods: 方法

Proximal (cervical) and distal (legs) samples of skin biopsy were obtained from 12 patients with polysomnographically confirmed iRBD and 55 sex- and age-matched healthy controls (HC). 

キョロキョロ患者１２人、健康対照５５人
     生検部位は頚部と下腿から

P-α-syn deposits were assessed with a monoclonal antibody against p-α-syn at serine 129, disclosed by an immunofluorescence method. 

ニヤリ１２９番目のセリンが
リン酸化された
αシヌクレインを検出する
モノクロナール抗体を使用して検出

In addition, patients underwent an extensive workup in order to search for nonmotor symptoms and neuroimaging findings usually associated with impending neurodegeneration and to exclude subtle motor or cognitive signs.

キョロキョロ運動症状
または認知症状を除外して、
患者には
非運動症状や画像所見を含めた
全身の精査を施行



Results: 結果

P-α-syn deposits were detected in 9 (75%) out of 12 patients with iRBD and none of the HC. 

びっくりリン酸化αシヌクレインは
対照群では検出されなかったが、
患者では７５％で検出。

In iRBD, the sensitivity of the test was higher at the cervical site (67%) when compared to the leg site (58%).

キョロキョロ下腿よりも
      頚部皮膚での検出率が高かった。

Conclusions: 結論

Our preliminary findings suggest that skin biopsy in patients with iRBD might be a safe and sensitive procedure to be further tested in order to detect p-α-syn deposits in the premotor stage of synucleinopathies.

キョロキョロ運動症状を認めない段階で、
皮膚生検による
αシヌクレイン検出が
選択肢になりうる・・・


Classification of evidence: 

This study provides 
Class lll evidence
that p-α-syn skin deposits 
identify patients with iRBD.

{B54C0305-1337-4A00-A08F-827C177C8071}