大阪府警 認知症不明者 歯型で特定 全国初 | フレイルも認知症も減らない日本

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コレまた、
以前も取り上げましたが、
いよいよ、GOですね。



 朝日新聞より。



認知症不明者
歯型で特定 
全国初  
大阪府警など導入へ

 
認知症による徘徊(はいかい)などで、警察や自治体に保護された人たちの身元を、歯型や治療痕のデータで特定する取り組みを、大阪府警と大阪府、府歯科医師会が検討している。

認知症が原因とされる行方不明者は大阪府が全国で最も多い。

年内にも導入される予定といい、同会によると実現すれば全国で初めてとなる。

大阪府警は、認知症や記憶障害と思われる人が保護され、身元不明のまま1カ月が過ぎた場合、本人の同意を得て、身体的特徴や顔写真を「身元不明迷い人台帳」に掲載している。

新しい取り組みでは台帳に掲載後、保護された人が暮らす養護老人ホームや病院がある市町村の依頼に基づき、歯科医が本人の口内をX線で撮影。

歯型や治療痕を記した「デンタルチャート」を府内の歯科医院にメールやファクスなどで送り、カルテなどと突き合わせて特定を試みる。

府は市町村との調整役を担う。

これまでは、所持品や本人の話などから調べるしかなかった。台帳は府内の全65警察署で公開しているが、家族らが必ず閲覧しにくるとは限らない。

台帳には今月18日現在、
28人が掲載されているという。

2015年に認知症が原因で行方不明となり、警察に届け出があったのは全国で1万2208人。

全国最多の大阪府は1791人で、
東京都(325人)の5倍以上だった。

府歯科医師会は14年に歯型などによる特定を提案していた。府警生活安全総務課の担当者は「身元特定の手段を増やし、一人でも多く家族の元へ帰したい」と話す。

一方、歯型や治療痕は個人情報でもある。

府歯科医師会の片岡宏之常務理事は「認知症などで意思表示できない人のデータは慎重に扱う必要がある」としたうえで、「実現へ前向きに取り組みたい」と話す。