浜松医大 脳神経細胞の微小管 アルツハイマー病一因か  | フレイルも認知症も減らない日本

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チューブリンを知らずして、
タウを理解できる
ハズがありませんよね❓

ナゼならば、
タウとは
『チュー・・・』ですから。


答えは拙著132ページ参照。


他の認知症関連本で
書いてある本はあるか❓



静岡新聞より。



脳神経細胞の微小管
アルツハイマー病一因か 
浜医大、変質発見


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アルツハイマー病の脳神経細胞(左)と比較対象の脳神経細胞。左側にタンパク質に新たな変質(茶色部分)が多い


 
浜松医科大(浜松市東区)細胞分子解剖学講座の池上浩司准教授と瀬藤光利教授らの研究グループが、アルツハイマー病患者などの脳を詳しく解析した結果、脳神経細胞内で物質輸送のレールの役割を果たす「微小管」の一部が、これまで確認できなかった変質をした状態であることを見つけた。

この新たな変質が神経細胞減少の一因になる可能性があるという。9日に英国の科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」で発表した。
 
研究グループは、アルツハイマー病患者8人とてんかん発作のあるマウス4体を解析。

脳内で短期記憶をつかさどる部位「海馬」を調べると、微小管を構成するタンパク質「チューブリン」の一部が欠ける変化と、別のアミノ酸が付着する変化の両方を併せ持つ状態のチューブリンが患者らに多いことが分かった。

特に細胞間の伝達を担うシナプス構造に近い箇所でこの変質のあるチューブリンが多く検出された。
 
今後、他の脳疾患と比較することで、この変質が、異常が起きている部位や障害の程度を判断する目印(マーカー)になることが期待されるという。

池上准教授は「この変質の発生メカニズムや変質の原因となる酵素の特定を進めれば、病気の予防や進行を遅らせるようになるかもしれない」と期待する。
 
アルツハイマー病は高齢者の認知症の多くを占める進行性の脳疾患。神経細胞が壊れて脳が萎縮し、認知機能に障害が起きるが、詳しいメカニズムは分かっていない。

神経細胞の破壊・減少に、情報伝達やエネルギー生成に必要な物質を運ぶ「分子モーター」や、微小管の異常が影響すると考えられていた。