その頃はそれはもう好奇心旺盛で
だれより も 興味しんしんで
身体の発育もちょっと早いほうだったから
そんな気持ちになるのも
きっと周りの子よりは早かったんじゃないかな
お兄ちゃん2人いたし (笑)
家のベットの下に 本当にあるよね
もう一人のおにいちゃんは、タンスの中だったけど
なにかと 顔もよくて頭もよくて
ただちょっときどってて人にちょっと嫌われちゃうおませなMくん
あたしはただ、Mくんが困ってた時に 特に何も考えずに
「明日の時間割教えてほしいな」
って聞かれたら 普通に教えてただけ
「今日の宿題なんだったけ」
て聞かれたら ただ あれだよ伝えてただけ
でも
ある日
Mくんから
みどりさんだけがいつも聞いたら教えてくれるし、
細かく教えてくれるよね 優しいな~
と言われた。
その日から
ちょっとおませなMくんと みどりの間に
他の人とは違う
ほんのちょっと......微妙に
何かが生まれた
でも、それってほんとに感覚でしかなくて
好きになったとかではなく
ただ相手への興味が
他の人より
ちょっと違う感覚になったのだけは覚えてる
けどそれ以上は特に覚えていない (笑)
でもその感覚が2人の秘密を作るきっかけでもあったのかもしれない
Mくんなら
みどりなら
信頼してできるよね
おませなMくんやったから、わたしより先に経験してた
それもあって
あたしも経験したいし、でも、初めて同士は嫌やし
でも、今すぐにでも
いつでもチャンスがあれば・・・・・・
って思ってたあの頃
思いきって2人の間に
ちょっとした秘密を作ってみた
あれっていつの事やったかな~