カレー沢薫、という漫画家が好きだ。
日常的に「カレー沢先生」と呼ぶくらい、好きだ。
カレー沢先生は、抱腹絶倒のギャグ漫画を描いている。
ギャグ漫画と一口に言っても、カレー沢先生の描くテーマは広い。
EDになったサラリーマンの苦悩を描いた作品や、
オタク女子の生き様を鋭い筆致で描いた作品、
飼い主のために料理を頑張る猫ちゃんが主人公の作品もある。
フィクションにとどまらず、実録漫画も描いていて、
カレー沢先生は聞きなれない珍しい野菜を調理しては、食べていた。

どの作品にも共通しているのは、とにかく面白いということ。
台詞の端々にセンスが溢れ、コマの隅々にまでキレの良いギャグが詰められている。
私がカレー沢先生の作品に出会ったのは、最近のことだけれど、
出会って以降、単行本を買い集め、新刊が出るたび即行で買うようになった。

カレー沢先生はコラムも執筆していて、そのどれもが面白い。
気になった方は、グーグルで見つけて読んでみてほしい。
ハズレはないから、どれがオススメ…とかはない。

しかし。
こんなにも面白いカレー沢先生の作品を読んでも、笑わない人がいる。
私の彼氏だ。
彼は、私が大爆笑しながら読んだカレー沢作品を、
住職の読経聞いてるみたいな顔で読んでいた。

「マジかよ…」

あまりにも彼氏の反応が悪いので、驚くほかなかった。
飼い主に育てとけって言われた植物の種を丁寧に育てた猫ちゃんが、
大麻栽培の罪で逮捕されるくだりとか最高じゃないか!
熱弁をふるう私を、今世紀最大のキョトン顔して見ていた彼氏。
私の心に爆音で「セロリ」が流れた。

ちなみに後日、兄にカレー沢作品を読ませたら、
めちゃくちゃハマっていた。
今では、単行本を買い集めているらしい。

血は争えないな、って思いました。
以上です。