5回シリーズでお伝えしています、

新型コロナウイルスの特徴ですが、

今回は2回目の配信です。

 

【特徴2 ”偽の鍵”を持っている】

 

前回、新型コロナウイルスは

気道の線毛を巧みにすり抜けることを

お伝えしました。

 

気道を通り抜けた新型コロナウイルスが

肺に到達すると、いよいよ感染が始まります。

 

細胞の表面には“受容体”という

小さな突起があります。

 

栄養もウイルスも、

この突起にぴったりくっつくと

細胞の中に入ることができ、

細胞内で働くことができます。

 

お家で例えると、

細胞表面にある小さな突起が、

玄関の扉の”鍵穴”で、

栄養やウイルスが”鍵”です。

 

細胞は、ブドウ糖のための鍵穴、

コレステロールのための鍵穴など、

様々な鍵穴を持っています。

 

なので、細胞の中に入れるのは

鍵穴に合う鍵を持っているものだけです。

 

ところが、新型コロナウイルスは

細胞の鍵穴にぴったり合う

“偽の鍵”を持っています。

 

細胞の鍵穴に合う鍵を

持っているものだけが、

入ることが許される細胞をだまし、

侵入してしまうのです。

 

お家に営業の人がやってきて、

最初は「絶対買うもんか」と思って

モニター越しで話してたけど、

ついつい口車に乗ってしまい

玄関の扉を開けてしまった。

そんな感じでしょうか・・・(笑)

 

新型コロナウイルスは、

やはり”かしこいウイルス”だと感じます。

 

細胞に侵入した新型コロナは

1千倍にも増殖し再び外に飛び出します。

 

飛び出した大量の新型コロナは

新たに感染する細胞を求めて散らばっていきます。

 

このままだと肺の細胞が

次々とウイルスにやられて、肺炎が進行します。

このままでは症状が悪化してしまいます。

 

この危機的な状況を防ぐために

立ち上がるのが、

私たちの体を守る防衛隊、

“免疫細胞”です。

 

侵入してきたウイルスを退治するべく、

私たちの身体が動き出します。

 

人体vsウイルス

その結末はいかに・・・

 

次回は【特徴3 ”警報物質”を抑え込む】に

ついてです。

7月4日(土)に

NHKで「人体vsウイルス」という

特集番組が放送されていました。

 

タモリさんと山中伸弥教授が司会の番組です。

ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。

 

コロナの騒動から、約半年ほど経ちますが、

少しずつ新型コロナウイルスの特徴が

明らかになってきました。

 

この番組を見て、

他のウイルスとは違う

新型コロナウイルスの特徴が

5つあると思いました

 

①気道の“線毛”を巧みにすり抜ける

②”偽の鍵”を持っている

③”警報物質”を抑え込む

④”受容体”を分解する

⑤ ”免疫の暴走”を引き起こす

 

この特徴を5回シリーズにして、

お伝えします。

 

少し難しい内容の部分もあると思います。

読みながら眠たくなったら寝てください(笑)

 

なるべく、分かりやすく書くように頑張ります。

 

【特徴1 気道の”線毛”をすり抜ける】

 

呼吸によって、

体内にはごく小さな異物や細菌、

ウイルスなどが入ってきます。

 

それらの異物をキャッチし、

気管支や肺を常にきれいに保つ働きを

しているのが、”線毛”です。

 

気管支に入ってきた異物を、

粘液がキャッチし、

線毛がエスカレーターのように、

粘液と異物を喉のほうに運び出します。

 

線毛は体内に入ってきたウイルスや

細菌を排除する、

”お掃除屋”のような働きをしています。

 

しかし、新型コロナは

この線毛を巧みにすり抜ける力があることが

分かってきました。

 

他のウイルスや細菌と比べると、

強力というよりは、

かしこいウイルスのように感じます。

 

気道を通り抜けたウイルスが肺に到達すると・・・

いよいよ感染が始まります。

 

続きは次回に。

 

2つ補足します。

 

1つ目は喫煙の習慣がある方は、

線毛の働きが低下します。

 

今回のウイルスも、タバコを吸っている人は

感染リスクが高まると言われていますが、

理由のひとつがこれです。

 

これは、新型コロナに関わらず

ウイルスや細菌全般に言えることです。

 

2つ目は排気ガスなどの

大気汚染の影響でも

線毛の働きは低下します。

 

なので、東京を中心とした都心部で

感染が広がっているのかなと思います。

 

次回は【特徴2 ”偽の鍵”を持っている】

について配信します。

 

先日、国際連合の関連団体が発表している

「世界幸福度ランキング」が発表されました。

 

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国連の世界幸福度ランキング、

1位は3年連続でフィンランド 日本は62位

https://www.afpbb.com/articles/-/3275392?cx_part=search

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世界幸福度ランキングは、

各国の人々に「どれくらい幸せを感じているか」を

答えてもらった結果と、

平均余命や自由度などの指標を

総合して評価したものです。

 

ちなみに、日本の順位は過去最低の順位で、

先進国の中でも最低の順位です。

 

経済的に豊かで、

食べるものに困らなくて、

治安も良くて、

 

こんなに恵まれた国に住んでいるのに、

なぜ、多くの日本人は幸せを

感じられていないのか?

 

理由のひとつとして、

日本人の生まれ持った遺伝子が

関係していると言われています。

 

簡単に言うと、日本人は

超がつくほど、不安を感じやすい民族です。

 

「幸せホルモン」と呼ばれる、

「セロトニン」という

神経伝達物質があります。

 

これが脳内から減ると、

人は不安を感じたり、

気分が落ち込んだりしやすいと

考えられています。

  

セロトニンの分泌量は

遺伝子にも左右されます。

 

セロトニンの分泌量の少ない「S型」と、

分泌量の多い「L型」の2種類があります。

 

その組み合わせによって、

「SS型」「SL型」「LL型」の

3つに分かれます。

 

SS型の遺伝子を持っている人は

不安を感じやすい人、

 

LL型の遺伝子を持っている人は

楽観的な人、

 

SL型の遺伝子を持っている人は

その中間ということになります。

 

不安を感じやすいかどうかは、

ある程度は生まれつきで

決まっているということです。

 

調査によれば、

日本人の遺伝子は

 

SS型が65%、

SL型は32%、

LL型はたった3.2%にすぎません。

 

一方、アメリカ人は、

SS型が19%、

SL型が49%、

LL型が32%という結果が出ています。

 

日本人は不安を感じやすくて、

心配性な人が多いということです。

 

だから、すごく幸せな環境にいても、

 

「もっとお金があれば幸せに違いない」

「豪邸に住んだほうが幸せに違いない」

「貯金しないと、老後は幸せになれない」

 

現状に満足しにくくなるのかなと思います。

 

日本人に心配性の遺伝子が多い理由として、

「災害が多い」ことなどが挙げられていますが、

 

今はある程度、

災害への備えができるようになったので、

 

この過剰な心配性が

幸せを感じる弊害になっていると

考えられています。

 

しかし、生まれつきの性格の半分は、

後天的に変えられると、

学術的には明らかになってきています。

 

人間には生まれつきの遺伝子を

乗り越える力が備わっていることを、

忘れないでいただきたいと思います。

 

不安な気持ちが芽生えたとき、

「私って、何でこんなにネガティブなんだろう・・・」

と、マイナスに考える必要は全くありません。

 

むしろ、

「そりゃ不安になるよー。

だって生粋の日本人なんだから!」

と、プラスに考えられたら、

今よりも前を向くことができると思います。

 

来年は、少しでも順位が上がるように、

今以上に幸せを感じて暮らしていきたいですね。

緊急事態宣言が全都道府県で

解除になりましたね。

 

宣言中、在宅勤務(テレワーク)を

初めて経験しました。

 

仕事をする場と、

身体を休める場が変わらないので、

 

最初はメリハリがつきませんでしたが、

慣れるものですね。

 

在宅勤務が全国的に増えました。

 

それに伴い、

”腰痛”に悩まされている人も

増えているようです。

 

日本整形外科科学会の調査によると、

腰痛の患者数は

全国に3,000万人いるみたいです。

 

腰痛といっても様々な症状がありますが、

”原因不明の腰痛”に悩んでいる人が

22%もいるようです。

 

腰痛の原因は3つあります。

①腰の骨や筋肉などに異常がある場合

②ほかの病気などによって生じている場合

③心因性など非気質性の場合

 

ポイントは③です。

ストレスなどが原因で

腰痛になるケースがあります。

 

先日、鍼灸師の伊藤かよこさんが書いた、

「人生を変える幸せの腰痛学校」

という本を読みました。

 

伊藤さんは会社員時代、

会社を辞めざるを得ないくらいの

重度の腰痛に悩んでいました。

 

わらにもすがる思いで

伊藤さんが通い始めたクリニックは、

とても変わっていました。

 

なぜなら、外科的な治療は一切しません。

じゃあ、どうするか。

 

患者の痛みに対する”思考”や”考え”を

変えるだけです。

 

心を前向きにさせて、痛みを消す。

ただそれだけです。

 

伊藤さんが通ったクリニックの先生は、

とにかく”痛み”という後ろ向きの感情を

前向きにとらえるための練習を

患者にたくさんさせます。

 

・腰痛が治った後の

 幸せな生活を想像させる。

 

・患者の後ろ向きな発言を

 前向きに解釈してアドバイスする。

 

・患者自らに考えさせ、行動させる。

 

・腰痛が治った後、患者自身の

 今後の”使命”を発表させる。

 

伊藤さんも初めは半信半疑でした。

でも、先生の言葉に勇気づけられ、

応援され、少しずつ思考が変わり、

考えが変わり、行動が変わっていきます。

 

結果、このクリニックに8週間通って、

伊藤さんは重度の腰痛を克服しました。

 

今は神奈川県で

鍼灸とカウンセリングの治療院を開業し、

活躍されています。

 

病気を克服するためには、

"心の持ち方"も非常に大切です。

 

それを痛切に感じた本でした。

 

「前向きな思考は、

病気の半分を克服したのと同じ」

と私は思っています。

 

これまで約1000回の講座で、

約6,500名の方々にお会いしました。

病気を克服する方に共通することは、

とにかく”前向き”です。

 

「事実は1つ、見方は2つ」

 

病気という事実は1つだけど、

病は善知識とプラスに見るか、

病は悪だとマイナスに見るか、

見方は2つです。

どう考えるかは本人次第。

 

 

 

【この本は、こんな方におすすめ】

・今の時代に不安を抱えている方

・緊急事態宣言が解除されたら、

 思いっきり遊ぼうと思っている方

・今後の生き方を模索している方

 

関西3府県の緊急事態宣言が

解除されましたね。

 

「緊急事態宣言が解除されたから、

思いっきり遊べる~」

 

と思っている方、ちょっと待って。

 

この騒ぎが収束したら、

元の状態に戻っていいのだろうかと

投げかけているのが、

 

この本を書いた、

イタリアを代表する小説家、

パオロ・ジョルダーノ氏である。

 

ポイントを3つに絞って、本書を紹介する。

 

①新型コロナの原因は、環境破壊や温暖化

 

「ウイルスは環境破壊が生んだ

多くの難民の一部」

だと著者は言う。

 

環境破壊がなぜ、

ウイルスの感染症と関連があるか。

 

その一例を紹介しているが、

その連鎖的な流れに合点がいく。

 

その環境破壊を生んでいるのは、

野生の動物だろうか?ウイルスだろうか?

どれも違う。

 

我々、人間である。

 

②自分と相手の損得を考えた行動をする

 

しかし、人間とは勝手な生き物で、

このような事態になってしまった責任を

“誰かのせい”にしようとする。

 

突如現れた“見えない敵”に人類は恐怖し、

恐怖は人の理性を失わせるからだ。

 

「新型ウイルスの流行の犯人は誰か。

それは、すべて僕たちのせいである」

と著者は言う。

 

だから、

「自分の損得だけで考えるのは

ベストな選択ではない。

相手の損得も考えた行動をしよう」と。

 

そうなると、”外出しよう”という考えより、

”なるべく家にいよう”という考えが

勝るのではないだろうか。

 

③これからを生きていくための”備え”と”模索”

 

日本でも47都道府県の大半で、

緊急事態宣言が解除されている。

 

”夜、お友達と飲みにいきたい”

”旅行して観光地を巡りたい”

様々な思いが巡るだろう。

 

「この事態が収束すれば、

また元の状態に戻ってしまうのではないか」

と著者は危惧している。

 

「元の状態に戻ってしまったら、

必ず新しい感染症の流行が何度も訪れるだろう」

と予測している。

 

だからこそ、

また流行するかもしれない感染症への”備え”と、

これからの未来をどのように歩めば良いのかを

”模索”することが必要だと言っている。

 

 

著者は印税収入の一部を

医療研究および感染者の治療に従事する

人々に寄与することを表明している。

 

医療従事者への感謝を形にしたい方もぜひ、

本書を購入して読んでほしい。

 

 

 

 

とにもかくにも、

このウイルスの流行を止める鍵は、

我々の行動にかかっているということだ。

 

”利己の心”から”利他の心”へ。

それが、地球から人間に突きつけられた

”課題”なのかもしれない。