銀座で前の会社の友人と久しぶりにランチ。
その後は、ちらっとニュースで見て気になってた展示を観に行ってきた。
ブレゲ(Breguet)『マリー・アントワネットへのオマージュ』展
ブレゲのマリーアントワネット!!!!
その存在を初めて知ったのは、漫画『ギャラリーフェイク』。
『美味しんぼ』が食の薀蓄マンガだとすると、『ギャラリーフェイク』は芸術の薀蓄マンガ。
薀蓄好きの自分にとっては、大事なネタ元(笑)
でも実際このマンガで得た知識があったから、ルーヴルやその他海外・国内の美術館で、作品の背景等を事前に得ていて楽しめたってことがあると思う。
話が逸れたけど、『ギャラリーフェイク』にこのブレゲのマリーアントワネットが登場したのが95~96年頃。
“千手堂”という凄腕の時計師が登場して、ブレゲの残した設計図を元にこの幻の複雑時計を再現するというお話。(単行本第9巻『千手堂の男』収録)
この複雑時計は、マリーアントワネットから、18世紀当時最高の時計職人と言われたブレゲに、「あらゆる機能を持ち、世界で最も優れた世界一美しい時計を作ってくれ」という発注がなされて作られたもの。
完成まで何十年もの年月を要して、実際に完成したのはマリー・アントワネットの死後34年後、ブレゲの死からも4年後に、弟子達によって完成させられたらしい。
それがBreguet No.160 “Marie Antoinette”。
この世界に唯一つの至高の懐中時計は、1983年にイスラエルの美術館から盗まれて以来、行方不明になっていた。
この再現不能と言われてた時計を、いまやSWATCH傘下になったBreguet社が2世紀を経て再現したのだ~!
会場である銀座のニコラス・G・ハイエックセンターの14階へ。
途中、Breguetのショールームを通る時、ちょっと緊張(笑)
この無料展示、実際に展示されている物は2つのみ。
No.160のレプリカであるNo.1160と、そのケース。
このケースがまた素晴らしい。
数年前、マリー・アントワネットが生活してたプチ・トリアノン宮殿の庭園にあった王妃お気に入りの樫の木が台風の影響で倒れ、その木材がBreguet社に寄贈されたらしい。そして、今回のNo.1160の製作に合わせて、この樫材でウォッチボックスが作られたのだ。
この寄木細工の箱も、時計に負けず複雑に組み合わされたモザイク模様がキレイだった。この模様は、プチ・トリアノン宮殿の床の寄木細工の模様をモチーフにしてるらしい。
パリには何度か足を運んでるけど、ヴェルサイユ宮殿は地理的にちょっと離れてるので行ったことがない。でもこういったものを見ちゃうと、行きたくなっちゃうなぁ~。次回に行く機会があれば、必ずヴェルサイユは行ってみよう!
そして現物のNo.1160。
ガラスケースの中の時計は、残念ながら動いてなかった。
スケルトンで内部機構が見えるので、その複雑さを目の当たりにすることが出来た。
自分の知識では、美術館から盗まれて行方不明だったんだけど、このNo.1160の完成に合わせるように、2007年にオリジナルであるNo.160も盗難から4年ぶりに発見されたらしい!
この幻の時計の再現であるNo.1160を見れたことはいい体験だったけど、どうせなら今度はオリジナルのNo.160も見て見たいなぁ…。
どこに行ったら見れるんだろう?