特に観ようと思ってた訳じゃないけど、ずっとついてたTVでルパンの最近のTVスペシャル版が流れてたので何となく観てた。

そう言えば栗貫になってからのルパンをまともに観るのは初めてかも。

で、内容はさておき、あまりの違和感に途中で観るのをやめてしまった。

栗貫のルパンに格別の違和感を感じたわけではない。
たしかに山田康雄ルパンとは微妙なズレは感じるけど。
それ以上に違和感を感じたのは、初期TVシリーズから続投しているその他の声優の方々の声だ。
銭形のとっつぁんの納屋悟朗さんも全く声が出てない。確かもう80歳近いんじゃなかったかな。
そんな方に働き盛りのとっつぁんの声の張りを求めるのも酷かもしれない。
でも悲しいかな、次元の小林清志さんもふ~じこちゃんの増山江威子さんも、本来見えてはいけない「年齢」がその声も向こうに見えてしまうのだ。
(五右衛門の井上真樹夫さんのみ特に衰えを感じなかった)


日本の長寿アニメといえば、「ルパン」「サザエさん」「ドラえもん」だ。
「ドラえもん」は一気に声優の世代交代を進めて、声のイメージごと一新した。
「サザエさん」も一部の声優(カツオやワカメ)を少しずつ変えている。
どちらも賛否両論あったと思う。
でも結果としてよかったんじゃないか。

確かにルパン/次元/五右衛門/不二子/銭形のとっつぁんの声は、彼らの声のイメージと共にキャラクタライズされてる。
それを変えて行くのは、非常に危険が伴うし、よほど慎重にやらないとファン離れを起こしてしまいかねない。
でも、それ以上に現状の声優さんたちのままキャラクターごと衰えていくのを見ているも哀しい。

もう新しい作品はつくらず、ルパンはそっとしておいてあげた方がいいのではないだろうか。

悲しいけど、僕らの知ってるルパンは、山田康雄氏と共に亡くなったのだ。