かつては
「個別の異常気象と温暖化の関連を
断定するのは難しい」とされていましたが
しかし近年の気象科学
イベント・アトリビューションという手法は
それを見事に関連付けました
近年日本を襲った深刻な豪雨災害を
「温暖化がない地球」と「現実の地球」を
シミュレーション比較した結果
「人為的な温暖化によって
総雨量が約25%上乗せされていた」こと
「温暖化がなければ
そもそも発生し得なかった確率の豪雨である」
ことが次々と証明されているのです

現在の予測を超える事態は
単なる「運の悪い年」などでなく
地球規模の熱バランスが崩れたことで
「かつての『観測史上最大』が
通用しない時代」に入ったことを示しています
いま大雨が続いている影響や
梅雨時のぐずついた天候のため
一時的に涼しく感じられる地域もあります
しかし今年の夏(7月〜8月)も
全国的に厳しい猛暑・酷暑になる
可能性が極めて高いと予測されています

7月下旬の梅雨明け以降
日本列島は2つの巨大な
高気圧に上下から
挟み込まれるように覆われる見込みです
①「太平洋高気圧」
フィリピン東海の海面水温が
高く活発なために
日本付近への張り出しが強まります
②「チベット高気圧」
上空約1万メートル付近から日本を覆います

この2つが重なると
いわゆる「2層の気団」を
かけられた状態になってしまいます
熱が逃げられずに
猛烈な暑さが地表に蓄積されます
このため特に7月下旬から
8月上旬にかけて
暑さのピークが訪れると見られています
ーつづくー
from Itsuki
