入院中に読んだドリアン助川さんの「あん」。
ドリアン助川さんは詩人として存じ上げていました。
2015年には映画化もされたようです。
ハンセン氏病のことが出てきます。
「あん」は、ハンセン氏病のことを知らない方でも入りやすい読み口だと思います。
ドリアン助川さん、詩人だけあって、文章の一行一行に奥深さがあって、読んでいて考えさせられます。
ハンセン氏病の徳江さんの言葉は、簡単なセリフなんだけど考えさせられます。
中高生の推薦図書になった作品のようですね。
ドリアン助川さんの紡ぐ言葉が素晴らしくて、ぜひ手元に欲しい本です。
いつか買うぞ～＼(^_^)／
最近のニュースで旧優生保護法の元に、本人の同意なく不妊手術を受けさせられた方々の起こした裁判で、原告側勝訴と報じられました。
私が統合失調症と診断されたのは1996年で、まだ優生保護法が健在していて
私も強制不妊手術の対象者だったこと
親を亡くしてから出てきた書類で知りました。
優生保護法が廃止されたのがやはり1996年頃だったので、ギリギリ対象者だったんです。
手術をうけた傷痕も記憶もないので、恐らく私は不妊手術はうけていないと思います。
今回のニュースは他人事とは思えないで先行きを見守りました。
「あん」には、そんな悲壮感は表立って描かれていませんから、ハンセン氏病のことを知らない方でも読みやすくて
文章の奥深さが良くて、私は1ヶ月くらいかけて、ゆっくりと読みました。
そして、入院中だったので、おやつが食べられなかったから
どら焼がやたらと食べたくなりました
ドリアン助川さんのプロフィールに、職業が色々と書いてあります。
その中に道化師と書いてありました。
みなさんはご自身の職業、自由に書けたら何て書きますか？
私は煙草が好きだから仙人て書きたかった
でも最近は煙草よりごはんをもりもり食べているから
仙人失格ですね
自由に職業欄を書けたら妖精とか
そんなユーモアのあるドリアン助川さんの「あん」、とても良い本でした
読んでくださりありがとうございます😊
よい1日をお過ごしください
https://youtu.be/kczautHAo6I?si=ktlqVsPIG6ShYq83
