小川糸さんのエッセイの中で、ご自身のことを
孤児と表現されているのを読んで

今の私にもピッタリだと思いました。

天涯孤独と表現するには、本当に天涯孤独の方には失礼に当たる…でも、もう親も亡くなって、兄弟とは疎遠。

そんな状態で一人で生きている自分のこと、孤児とは巧い表現だと思いました。



星星星



私への好意を示してくれていた男性がいたのですが、もう一年近く、音信不通です。

アメブロ上では絡んでくるのですが、リアルで電話をしても着信拒否にされています。

もうらちが明かないので、終わりにすることに決めました。



星星星



Cozyさんと友だちだったみたいですね。

Cozyさんのブログに彼の写真がありました。

私はCozyさんしか知りませんから、彼の存在は知らずにいました。



星星星



私が孤児になった頃、Cozyさんと知り合いました。
Cozyさんは、新しい私の主治医だったんです。

そんなこと過去には考えたこともないのに

私はCozyさんに一目惚れしてしまったのです。

私の知るCozyさんはリアルでは医師。
私は患者。

叶うはずもない恋だと諦めながらも、Cozyさんへの想いはつのる一方でした。

その頃、私はアメブロを始めたばかりで、詩を書いていましたが、誰かの役にたてるといいな、と

統合失調症の闘病記を同時に書き始めました。

これは何かの役にたつんじゃないか…
私は診察のとき、Cozy先生に、1ページだけ、自分の書いた闘病記…ブログを読んでもらいました。

それがこの混乱の始まりでした。



星星星



それは、Cozyさんがまだブログを始める前の、2015年か、2014年の話です。

私はCozyさんが主治医と同一人物だなんて夢にも思わなかったし

Cozy先生が私のブログに興味を持つなんて、一切考えもしませんでした。

2016年、Cozyさんのふりをした彼が、アメブロで私に近づいてきました。

私はすっかり騙されてしまい、彼をCozy先生だと勘違いしてしまいました。

まだ、Cozyさんが主治医と同一人物とも一切、気がついていませんでした。




星星星




彼は、家庭があるという風な嘘を書いていました。

私はCozy先生が既婚者だと知って、大きなショックを受けました。

あんな苦しみはない…心臓にきてしまい、ニトロペンでは足りなくて、ニトロダームまで使いました。

仕事中も苦しくなってしまい、ついに退職せざるを得ませんでした。

地獄の苦しみを受けました。

主治医は変更し、ブログ上でもシャットアウト。

だから、後々Cozyさんがご自身の写真を出してから、主治医と気づいたのですが

Cozyさんのブログはわざと遠ざけていました。




星星星




神様っていると思うんです。
人知の図り得ないことが世の中にはあります。

後に彼とリアルで知り合いました。

新しく始めた仕事先に彼がいたのです。




星星星




そして、やっとわかったのは、Cozyさんも独身だったということ…





星星星




それらも全部包括して、彼を受け入れようと努力してきましたが

やっぱり、ダメですね。

彼の中にも罪悪感が払拭できないんだろうと思っています。




星星星




彼はどうやら実家住まいのようで、家族に囲まれて暮らしているようです。

物理的孤独など、わからないから、噛み合わなくても仕方ない…

それが決定打でした。



星星星



私が親の面倒を見始めたのは二十代後半からです。

その頃は友だちはみんな親御さんは元気。

なかなか悩みを相談できる相手もいなくて、世の中もそんな空気感ではありませんでした。

介護というほどの介護はしていませんが、親と対面で接していると

いろいろと苦悩するものですよね。

孤児になったのは39歳。

あれから年月は流れましたが、なかなか似たような境遇の人に出会えなくて

介護していた頃と同じく、相談できるような相手はいません。




星星星




時が流れて、いつか、彼にも私の孤独が理解できる時が来るのかもしれません。

今は無理ですね。





星星星




優しい男性がいいです。

誠実な人がいい。

今度はちゃんと出会いたいです。





Cozyさんとの思い出は、心の奥にしまって
大切にしながら生きていきます。











手嶌葵