なさんこんにちは!

 

ドッグアドバイザーのナオです。

 

 

これまで可愛い子犬をお家に迎える上で

「仔犬の行動について」「子犬の成長に合わせた行動」

についてお伝えしてきました。

 

 

 

ですが、

我が子を迎える上で最も重要な事

もう一つあるんです。

 

 

ここにはあまり気が付けない方も

これまで私がわんちゃん達を見てきた中で

かなり多く見られました。。

 

 

言い方を変えると

 

・どんなに子犬の行動を理解しようとも、

・どんなにしつけが上手でも、

 

せっかく迎えた愛犬が

あなたの望む成長をしてくれない可能性

だってあるんです。

 

 

結構重要な事ですがこれが意外な事に感じてしまい、

子犬を迎えるためにワクワクしていると

見落としがちになりやすい準備の1つなんです。

 

 

その内容とは今回のテーマ

「その子に合った生活環境」

理解していることです。

 

 

 

 

わんちゃんも犬種によって多種多様な

体つくり、性格、本能があります。

 

 

それらはそれぞれのわんちゃんが

これまで生きてきた環境から生まれたもの、、

 

 

そのわんちゃんの生活環境に合わない暮らしを

無理矢理強いてしまっては、

どんなに期待していようとも本末転倒です。

 

 

 

そこで今回は、

それぞれどんなわんちゃん達が

どんな環境で育ってきたのか、

 

また、どんな環境にしてあげることが

必要なのかを大まかに4つのポイント

お伝えいたします。

 

 

①子犬を選ぶ前に一緒の生活をイメージ

 

 

 

 

子犬の頃はどんなわんちゃんでも

ホントに可愛いものです!

 

ですが、成長するにつれて

大きさも性格も身体能力も考え方も

犬種によってバラバラになっていきます。

 

 

それ故に、

「好きなんだけど、思ってたのと違った!」

なんてことに成長してから気づくこともよくあります。

 

 

そこでまずは実際に飼うまでの準備を

シミュレートしていきたいと思います。
 

 

まず、ワンちゃんが来たら

どんな生活をしたいのかということを思い描いてみましょう。

 

 

ごはんやおやつをあげたり、

撫でたり、散歩をしたり、

おもちゃで遊んだり……。

 

 

思い浮かべることが多いのは

どんなシーンでしょう?

 

 

そこには、誰が登場しますか?

ご家族がいる方は、そんなシーンを

どのくらい共有できていますか。

 

 

そして、そこに登場するワンちゃんは

一体どんなコですか?

 

 

大きい?毛が長い?

元気に走り回っている? 
 

 

こうしたイメージの中には飼いたいワンちゃんの

特徴一緒に過ごしたい時間が隠されており、

イメージに合ったワンちゃんなら愛情を注げて、

やさしく厳しくしつけることもできるはずです。

 

 

ワンちゃんとの付き合いは一生です。

子犬を選びに行く前に、こうしたことをイメージしてみましょう。

 

 

②ワンちゃんにも個性がある

 

 

 

 

次に、実際にペットショップなどで見てみましょう。

 

ごはんの食べ方、遊ぶ姿、

見ている私たちへ注ぐ目、

じゃれているしぐさ。

 

 

子犬は本当に可愛いですよね。

 


ケージの中で時には単独で過ごしているワンちゃんたちですが、

そこにも自ずから個性が出ています。

 

 

よく見ているとそれぞれ違いがあることもわかります。

 

 

じっと見つめてくるコ、目をそらすコ、

すっかりおもちゃなどに気を取られて無視するコ、

寝てばかりいるコ。

 


こうした個性は犬種により、

更には男の子女の子とでも違います。

 

 

産まれてからの環境の違いによるものもあるようです。

 

私たちヒトと似ていますよね。

 

 

そうした中で自分たちの思い描いたイメージに

最も合っているコを探してみましょう。

 

 

店員さんに聞いたり、実際に

その犬種を飼っている飼い主さんに聞いたり、

書籍やネットも活用したり、

 

そういった中で気になったワンちゃんの

犬種の特徴を調べてみましょう。

 

 

それが本当に

自分たちの生活スタイルに合った犬種なのか、

男の子がいいか女の子がいいか、

 

 

そのワンちゃんとの暮らしのイメージを

さらに具体的にしていきましょう。

 

※日本国内で、犬の血統書を発行している

  一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)では

  190の犬種を公認しています。

  

  世界では、非公認犬種を含めて

  700~800の犬種があるといわれています。

 

 

③大型犬? 小型犬? 

  どっちのワンちゃんがいい?

 

 

 

 

生活環境に合った犬種を選ぶのも、

ワンちゃんとうまくやっていくコツです。

 

 

外で飼うのか、

家の中で一緒に暮らすのか、

 

まず最初に決めておきましょう。

 


その際に問題となることが多いのは、

ワンちゃんのサイズ、

抜け毛やトイレなど臭いの対策です。

 

 

特に室内で一緒に暮らすなら

 

それに見合った空間はあるか、

家族の同意は? 

といった課題を解決しなくてはなりません。

 

 

いくら可愛いからといってもワンちゃんは動物です。

彼らの努力ではできない問題は、

飼い主が解決法を見つけてあげましょう。

 

 

ワンちゃんのサイズは犬種によって決まります。

 

飼い始めた時には子犬でも、

多くのワンちゃんは1年くらいで成犬になります。

 

 

その後の寿命までの十数年は、

成犬のワンちゃんと暮らすのです。

 

 

どのくらいの大きさになるかは非常に大切な事なので

お家に迎える前に必ず決めておきましょうね。

 

 

④短毛種?長毛種?

 

 

 

 

ワンちゃんの毛は

長いほうがいいのか、

短いほうがいいのか、

それぞれは飼い主さんの好みで選びます。

 


長毛種のワンちゃんと生活するうえでは、

毎日のお手入れが非常に大切です。

 

 

通常ワンちゃんは2回

冬毛と夏毛に生え変わる換毛期があります。

 

 

そのため放っておくと、

家中が驚くほど毛だらけになってしまいます。

 

加えて臭いの元にもなり、

これでは生活する上で不衛生です。

 

 

こまめにブラッシングして、

ワンちゃんに不要になった抜け毛を

取り除いてあげる必要があります。

 

 

また、プードル

ミニチュアシュナウザーのように、

 

換毛期のないワンちゃんもいますが、

ペットサロンなどで手入れをする必要があり費用がかかります。

 


ブラッシングの手間や時間をかけたくない人は

短毛種のワンちゃんが向いているでしょう。

 

 

 

いかがでしたか?

 

恐らく、

ワンちゃんと既に暮している方でも

結構知らなかったこともあったのではないでしょうか?

 

 

更にこれらのつのポイントを意識することで

これから迎える愛犬との生活もより楽しみが

増えるかとも思います。

 

 

しかも驚くべきことに、

愛犬との生活環境を一新しただけで

問題行動が収まったという方もいらっしゃいます。

 

 

既に愛犬と生活している方ならば、

これらの特性を踏まえた上これからの生活環境を

一度見直してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

4月の桜も完全に散ってきた今日この頃、

 

新生活に合わせて始めたこのお話も

今回で一旦終了と致します。

 

 

これからも昨年と同様に

愛犬の悩ましい問題行動や

中々上手くいかないしつけ方について

どんどんお伝えしていきたいと思います!

 

 

今年もよろしくお願い致します!