なさんこんにちは!

 

ドッグアドバイザーのナオです。

 

 

前回は新生活の4月にちなんで

子犬を迎えた時の注意点

「叱る(怒る)原因を未然に防ぐ」

事について話しましたね。

 

 

ですが、

子犬と言えど毎回同じことを繰り返していれば

その内ちょっとしたイタズラも考える様になります。

 

 

人の子供と同じように

お遊びでちょっかい出したくなるのは

当然です。

 

(昔の私もかなりの悪ガキでした・・・笑)

 

 

そんな成長したわんちゃん達に必要になることこそ

皆さんもご存じの「しつけ(教育)」です。

 

 

実は、このしつけの時期は、しつけ方に注意すれば

今後のわんちゃんの性格にも大きく影響する

と言っても過言ではありません。

 

 

今回はそんなお家で少し成長した子犬に

いつ頃からどんなしつけを始めればいいのか

についてお話ししていきたいと思います。

 

 

とは言ったものの

しつけと聞けば難しく思えてしまい、

 

「初めてだから

どうすればいいのか分からない・・・」

 

「間違ったしつけをしてしまったらと思うと

怖くて不安・・・」

 

と思う方も数多く見てきました。

 

 

実際そうですよね、、

 

私自身がわんちゃんのトレーニングに

関わり始めた初めの頃は、

 

しつけに対して何もわからず

 

わんちゃんの気持ちも

しっかり理解してあげられなかった

 

ことを今でも鮮明に覚えています。

 

 

 

 

ですが、

実際はそこまで難しい事ではありません。

 

 

ここでのしつけ(教育)とは

今後の生活の中で無意識でも覚えていてほしい

根本的なルールを身に着けてあげることをいいます。

 

 

ちょっと言い方が難しくなりましたね。

 

 

簡単にまとめると、

 

・ 人は危害を与える存在ではない 
・ 他の犬と仲良く遊ぶ 
・ 強く咬んだら相手が怒り、自分も相手に咬まれたら痛い
 

 

という当たり前のことを

教えてあげるだけなんです。

 

 

それももちろん強く叱り過ぎたり、

大きな声で怒っても意味がありません。

 

 

これまで何度もお伝えしてきたように

悪いことをしようとしたときに

「アッ!!」

と声をかけて愛犬を注意する事が大切です。

 

 

 

 

この頃からは、

声かけに加えてわんちゃんの身体を触って

気付かせてあげる事も必要になります。

 

※わんちゃんに触れる注意の仕方は

 近々お伝えします。

 

 

これらの方法から愛犬に

「最低限してはいけないこと」

常に意識させることによって、

 

今後の成長の中でも根っこの部分は

変わらない様になるのです。

 

 

今回お話ししたことは俗に聞く

「社会化」と呼ばれるうちの一番初めにあたります。

 

 

この社会化によって生後4ヶ月までに、

子犬は他のわんちゃんや人との接し方を学ぶのです。

 

 

 

 

この時期に他の犬や飼い主さん以外の人間との

コミュニケーションが無いわんちゃんは社会性に乏しくなり、

 

他の人やわんちゃんを見ると

『吠える、攻撃する、脅えて逃げる』

などの反応を示してしまう事が多いのです。

 

もっと言うならば、

難しいしつけを行う以上に社会性を身に着けることは

とても大切だという意見もあります。

 

この時期を逃すと後からの矯正は難しくなるともされるので

これから子犬を迎える方や、既に愛犬と暮している方は

気を付けていきましょうね。

 

 

※もし、子犬の頃に社会化を学ばせられずに既に大きくなった

  わんちゃんであっても、今回お伝えした最低限のルールで

  良くなる場合もあります。

 

  もちろん、治らなければ正しいしつけ方も

  お伝えするのでいつでもご連絡くださいね。

 

 

今回も最後までお読みいただき

ありがとうございました。