都内の親がぶち当たる悩みの1つとして、

中学受験を子供にさせるのかというテーマがありますよね。

 

 

でも都内だと「させるのが当たり前」を前提に会話する人もいるよね…正直、反応に困る

 

 

 

 

 

うちはまだ悩んでるところでして。

やることのデメリットも大きいじゃないですか…!

親目線の話ばっかりで子供の意見って見かけないし…。

 

 

しかし、息子の通う公立小の7割は中受するんですって。

 

 

そんなこと聞いたら、しない人が異端児なんじゃないかと焦る気持ちでいっぱいになりました。

 

 

 

 

  気になること:ぶっちゃけ中学受験って意味あるんか?

 

いわゆる御三家と言われるようなレベルに進学すれば大人になっても学歴として意味があると思いますが、

 

 

 

ぶっちゃけ、

名前も聞いたこともない私立中に行くのに

数百万のお金と時間と親子の精神をかけるほどの価値があるのか?

 

って、みーーーーんな思ってると思うんですよ。

うちだけか?お?お?

 

 

 

 

私たち夫婦は幼稚園の頃から公立一択で育ち、その感覚が皆無なのです。

 

本当にわからないのです。

 

みんなわかってやってるのかも知りたいのです。

 

分からないまま、数百万と子供の青春潰すのって無理じゃないですか…?

なんのために生まれて、何のために生きるのか分からないまま終わる、そんなのは嫌じゃないですか?ね?アンパンマンが正しいよね?

 

 

 

私たち夫婦は学歴で今まで不自由を感じたこともないし、なんなら新卒で入った会社の同僚が

「昔は塾に行ってて〜中学受験して〜」と言えば、心の中で

(へ〜。でもゴール同じじゃん)

 

なんて、性格の悪ことを考えたことがありました。塾にも通ったことのない中学受験もしたことない私の方が稼いでたしな!!

 

 

マウント気質な考えがこびりついてしまっているのもありますね。

 

親に下駄履かせてもらえなかった側のプライドですね。反骨心で生きてるんで。私。ブホッ

 

 

中学受験した人は、やっぱり子供にもさせたいって思うのかな?

 

むしろ『中受しない選択肢なんてあるの?』って人もいるよね。中にはさ。そこまで突き抜けてたら私も良かったよ。

 

 

でも私には分からない。

 

生まれた場所も生きてきた環境も違う人と同じようには判断ができない。

 

だから私は周りに流されている場合じゃなく、私の答えを見つけて選択しないといけないんだ、と思います。

 

 

 

 

 

  よくわかんないけど、とりあえず

 

 

結論は出ないまま

(とはいえ、まだ小1だし)

 

「中学受験はするかもしれないし、しないかもしれないけど、もしもやるとなった時に備えて勉強に対する姿勢や習慣は身につけてもらいたい」

 

 

という私's親としてのスタンスが今。

 

 

具体的には、前の記事で書いたスケジュールの通り、朝・夜の学習習慣。

 

 

 

もしも受験しなかったとて、のプランBを考えてもだけど、その先の学生生活はあるわけで。

 

その先の人生は長くて。

 

 

 

結局どこまで行っても、学習する意欲と習慣って身につける必要はあると思うのです。

 

 

「自己実現のために勉強する」感覚は、できるだけ早く身につけておいた方が良いと個人的に思います。

 

 

 

しかし、それが中学受験をしないと身につかないとは思いません。

 

 

 

  子供の適性

 

 

 

 

 

 

中学受験に向いているこの特徴についての記事がありました。抜粋。

 

  • 知的好奇心が強く、自分で勉強をするのが得意
  • 将来の目標ややりたいことがある
  • 身体的に健康である
  • 精神年齢が早熟
 
この4つだそうで。
 
 
逆に中受が向いていない子供の特徴についても抜粋すると、
 

 

  • 自己管理をして勉強するのが苦手
  • 競争心がない
  • 将来の目標がなく目的意識がない
 
なのだそうです。
 
 
受験向けの特徴が最初から揃っている子供って全体の5%もいないんじゃない?
そんな優秀な子いる?笑。
 
 
この特徴をみたところ、親側が絶対に中受させたいという強い意志があり、そこで小4になって急に塾に放り込んだ場合…子供が破綻するのが見えるなと思いました。
 
 
なので、中受する人間はもう小1から準備が始まってるのだと思う。
 
自己管理能力を高めて、競争心を育てて、子の探究心をかきたてる環境を親が用意しなきゃいけないんだと思う。今。
 
 
それで本格的に受験期に入っていく小4で、上記の理想的な子供なのであれば、中受という過酷な環境を乗り越えられるポテンシャルになっているのかもしれない。
 
 
そういった下調べもなく、小4になって急に親のエゴを押し付けるのは本当にナシだと思う。
 
そして中受向きの子供になるよう環境を整え促したとて、もしも子供がそれでも「中受に不向きな特徴の子」だったときは…
 
それはもうキッパリと子供のことを考えて中受をしない決断をするべきなのかもしれない。
 
 
だって中受のタイムスケジュール、異常だもん。
頑張りたいのに頑張れないって、大人でも死にたくなるくらい辛いじゃん。
 
子供に押し付けるのはズルいよね。
 
そこまでにいくら課金していたとしても、サンクコストバイアス乗り越えて親は決断しないといけないんだと思います。
 
 
サンクコストバイアスとは…
将来にわたって金銭的・精神的・時間的な投資をしつづけることが損失になることが明らかであっても、それまでの投資によって失った費用や労力を惜しみ、投資を継続してしまうこと。サンクコストは考慮に入れず、今後の損益をだけを考えるのが合理的な判断にも関わらず、いわゆる、もったいなくてやめられなくなってしまい合理的な判断ができなくなること。
 
 
 
 

 

  忘れないでいたい、選択肢は無限にあること

 

息子はボーイスカウトに入っているのですが、
そこでは小学生から大学生…だけでなく社会人の方もたくさんいます。
 
 
他の団がどうなのか分からないけど、所属している団が特殊なのか…?みんな高学歴揃いで。。。
 
 
 
それで、各年代の先輩たちとお話しする機会があったのですが、聞いてみると意外や意外、みんながみんな中学受験してないんですよね。
 
 
 
同じ地域に住んでいて、このn=1の話はとても参考になりました。
 
 
 
特に、男の子3人を育て上げた方がいるのですが(しかも全員、東大卒という強者)中学受験はしなかった、と。
 
 
いわるゆ御三家に入ったお友達の子もたくさん見てきた。だけど、みんなが幸せじゃない。
 
入学して鬱になり潰れた子もいる。
中学受験は反動もすごい。
 
それよりも、紐の結び方とかさ、もっと生きる上で知っておいた方がいい大切なことってたくさんあるのよ。
 
 
 
ってお話ししてくれました。
私はこの瞬間に自分の肩の荷がスッと下りたのが分かりました。
 
 
近所に住んでいる大学生のお兄さんリーダーも、
わが家の学区と同じ公立中へ通い、都立高へ進学、某大学(早慶どっちかね)へ行っているそうな。
 
このお兄さん、本当に素晴らしい大学生なんです。
何が素晴らしいって休みの日にボーイスカウトで小さい子のお世話してるんですよ…。
人間的に魅力に溢れていて、素直に「息子もこんなお兄ちゃんになってくれたら嬉しいな」って思うくらいに。
 
 
治安の良い地域だし、公立中といえど、ほぼ進学してくるのは中受に落ちたor進学を蹴ってきた子たちなのだそうだ。
 
 
 
公立中は治安が悪いし荒れているから受験しなきゃいけない!!
 
という親御さんもいるかもしれないけど、住む場所を選べば中受するより安く、安心して公立で過ごせるのかもしれない。
 
 
 
 

 

  講演を聞いてみることにした

 

 

貴重なお話を聞くことで中学受験しないとヤバいかもしれないという焦りから解放されたこの頃。
 
 
もっと情報収集をするべく、講演会を聞いてみることにしました。
 
 

 

 

 

2024年6月30日(日) 

「最新の受験問題分析から見えた、低学年期にすべきこと(スクールFC進学講演会2024【第2弾】)」 【オンライン】

 

 

↑これ。

 

ちょうど息子がチラシをもらって帰ってきたので。

 

申し込んでみた。講演会の内容を抜粋すると以下です。

 

 

講演会の概要

中学受験の世界を体感していただける、スクールFCの進学講演会。
2024年度第1弾「中学受験のリアル&ホンネ」に続き、第2弾「最新の受験問題分析から見えた、低学年期にすべきこと」を開催いたします。

昨年度の入試問題を取り上げ、各教科の専門家が傾向と対策を徹底分析! そのような問題に対峙する力をつけるために低学年期に何ができるのかをお伝えします。

「中学受験をするか、しないか迷っている」
「『中学受験をしたい』と漠然と考えているけれど、どう動いたらよいのかわからない」
「『中学受験をする』と決めていて、低学年期にすべきことをチェックしたい」
そんな主に低学年のお子さまのご家庭向けの講演会です。

 

 

 

うちのための講演会やんけ。

 

って思ったので。

 

花まる通ってない方でも聞けるのかな?

無料なので興味がある人はおすすめかもしれません。