今年は安部公房生誕100年です。


私は「砂の女」の映画を観てから、原作『砂の女』を読みました。


安部公房の本です。


難しいけどけっこう面白くて、いろいろ読み始めました。


…といっても、わずか数冊ですが💦


つい先日は、遺作『飛ぶ男』を読み↓




今回は『箱男』を読みました。↓




ちなみに、『箱男』は読書二回目。


二度読んでも、やっぱりよくわからない😂


さらっとお話の内容を書くなら


ひとから見られることなく、ひとをジロジロと見たい、生活をのぞきたい。

そのために、あるカメラマンの男は段ボール箱を被りだすんですな。


やがて、贋箱男というのも登場します。


ひとから見られることなく、他人を眺める。そのために、段ボール箱から出られなくなる


そんなこと、あるうー❓


と、健全なあなたなら疑問に思うでしょう。


でも

私も、段ボールを被ってみたくなりましたよ。


読書のほかに、映画も好きな私。


映画は「のぞき」だと言ったのは、たしかヒッチコック監督ではなかったっけ❓

今、検索しても出てこないから違うのかな。


つまり、私も「のぞき」が好きなのかもしれません。だから、段ボールに興味があるのかも😂


フォローもしていないかたのブログやポストをこそこそのぞきにいくもんねー。(でも自分のポストは鍵垢)



そしてね、段ボールの次は


裸になりたくなりますよ。



安部公房さんは、どうも裸がお好きなようで。


男女とも、よく裸になってるんです。小説の中で。それが魅力的なんですなあー。


私も、家の中で(当たり前じゃ)裸でウロウロしてみましたよ。ただ、もう中年のおばちゃん体型なんで…安部公房の小説のような裸の美しい女性には程遠いです。


若いっていいな。



そういえば、


安部公房さんは戯曲家であり、演出家でもあるんですねえ。安部公房劇団を作っていたそう。ウィキペディアより一部抜粋↓


同年、自身が主宰する演劇集団「安部公房スタジオ」を発足させ、本格的に演劇活動をはじめる。発足時のメンバーは、新克利井川比佐志伊東辰夫伊藤裕平大西加代子粂文子佐藤正文田中邦衛仲代達矢丸山善司宮沢譲治山口果林の12名であった。以後安部公房スタジオは堤清二の後援を受け西武劇場を本拠地として活動する。



そうそうたるメンバーです。


『飛ぶ男』は、舞台劇にしたら面白そう。



と、まあ、


感想とはいえない感想を書きました。


これからも、ちまちまと安部公房作品を読んでみたいと思いまーす。