入社して数年が経ち、
仕事にも慣れてきて、
商売もひと通り覚え、
懇意なお客様も増えていった頃、
お得意様のお店が見たくなり、
営業部の先輩にお願いして
出張同行させてもらうようになった。
お店の品揃え、
そこに買いに来られるエンドユーザー、
それが分かれば今後の商売に役立つから。
最初は同行販売していたのだが、
そのうち自分で出張予定を組んで
ひとりで出かけるようになっていた。
バブルが崩壊したとはいえ、
その頃は得意先もたくさんあって
新規開拓しなくても、
ルート販売で売れていた時代。
婦人服の現物をたくさんのせて
ハイエースで岡山県内と近県の得意先を回った。
遠くは島根県の松江まで。
2泊3日の泊まり出張
この頃が会社人生で一番楽しかった
楽しい思い出は次号にて