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食欲」と「感情」は密接な関係があります。

 

食欲がコントロールできるようになるためにも

「感情」というものを紐解いてみましょう

 

 

 

 

 

 

感情の輪

 

 

感情の輪」 

というものをご存知でしょうか?

 

 

 

 

 

「感情の輪」というのは

1980年にアメリカの心理学者

ロバート・プルチックが提唱した

感情のチャートです。

 

 

 

人間の「感情」の分類は

「色」の分類と似ている

 

このような発想から人間の感情を色相環のように

分類したのが、プルチックの「感情の輪」です。

 

 

色の基本は

「赤・青・黄」の三原色で

 

この3色を混ぜ合わせると

色々な色をつくりだすことができます。

 

色に名前をつければ1000種類でも3000種類でも

色々な色をつくりだすことが可能であるということです。

 

 

 

 

それと同時に、

感情も「基本の8つの感情」から

感情同士が混ざり合うことで

色々な感情が誕生すると考えられました。

 

 

 

8つのベースとなる基本感情は

「喜び」「信頼」「恐れ」「驚き」「悲しみ」「嫌悪」「怒り」「期待」

 

プルチック博士によれば

人の感情は、すべてパターンに分類でき

それらはこの8つの感情から派生していると考えれます。

 

 

 

 

 

 

感情の強弱

 

 

感情の強弱(強度)

「恐れ」の感情は、その都度によって

「不安」から「恐怖」へと深まります。

 

 

「喜び」という感情でみれば

平穏 < 喜び < 慌惚 

容認 < 信頼 < 敬愛

不安 < 恐れ < 恐怖

放心 < 驚き < 驚嘆

といった、感情の強弱があるのです

 

 

 

 

 

「対」となる相反する感情

 

 

対になる感情

そして、その色の対極には

相反する感情があります。

 

喜び ⇄ 悲しみ

信頼 ⇄ 嫌悪

恐れ ⇄ 怒り

驚き ⇄ 期待

 

 

対になっている感情同士は

簡単には移行しません。

たとえば、

「悲しい」とき

「喜び」の感情がわきにくく

「嫌悪」の感情を抱いているのに、

「信頼」する気持ちはわきにくい、などです。

 

 

 

 

 

ネガティブな感情を和らげる

 

 

「人はポジティブより、ネガティブに反応しやい」

ということが実験で明らかにされています。

 

ネガティブな感情を

ポジティブな感情に変えるためには

まずはそのネガティブな感情を和らげることが大切です。

 

 

強いストレスからくる

イライラした感情を

まずは「和らげる」ことをやってみる。

 

感情が弱まってくれば

感情の色は薄くなり

他の感情の色へ移行しやすくなります。

 

 

 

このチャートを見れば

感情の源を客観的に捉えることができます。

 

 

あなたが、もイライラして目の前のお菓子に

手を伸ばしそうになったら

この「感情の輪」を見てみてください。

 

 

そうすれば、そのイライラの理由が

悲しみなのか

怒りなのか

嫌悪なのかを把握することができます。

 

 

 

漠然としたイライラの正体が見えてきます。

ダイエットではこれが重要です。

 

 

 

解決策がすぐに見つからなくても

得体のしれない感情にふりまわされて

「感情で食べる」から解放されるために

自分の今の感情を明確に見ること

 

 

最初は見ることからはじめ

そこから心を落ち着かせることができるようになり

そして、感情にフリ回られない食生活が身につきます。

 

 

 

 

 

 

 

感情を否定せず受け入れる = 自分への思いやり

 

 

まずは自分の感情に気付き

自分を否定せず、受け入れる。

そして、本当はどうしたいのか

自分に問い、気持ちを聞いてあげる。

 

これが、「自分への思いやり」です

 

 

自分の感情を

すべて受け入れ許可できないとしたら

それは、あなたが子どもの頃

ネガティブな感情を出したら否定されてしまっていたからで

肯定する方法や、やり方を知らなかっただけです。

 

あなたの親は、自分の親から教えられたことを

それが正しいと信じ

あなたのためを思ってしてくれたのです。

 

親を否定しても、あなたは前に進めません。

 

自分が求めている方法でなくても

親なりの「愛」の行為だったのだと

それを忘れないようにしましょう。

 

 

 

 

 

感情を無視するとは

自分を無視すること

 

感情を否定することは

自分を否定すること

それらは、内なる自傷行為です。

 

 

どんな感情でも湧いていいと許可をすること。

悪い感情はありません。

 

 

 

 

 

 

怒りや悲しみがダメと思っているのは

子どもの頃の記憶が潜在意識の中に刷り込まれているから

 

泣いたり、イライラして駄々を捏ねたら

親に怒られた記憶があるから

それをすると、自分は悪い子、自分はダメな子、価値がない子と

思ってしまっているのです。

 

 

 

愛されるためには

ポジティブな感情でありつづけなればと

ネガティブな感情を押し殺して

内側にためてしまったのです。

 

 

 

内側にためこんだ感情は

何度も何度も発散して欲しくて

同じ感情が湧き上がる出来事を

起こします。

 

 

大人になった今でも

自分の内側に、

親のように、自分を怒ったり

他人と比較して、良い悪いと評価している存在になっていませんか?

 

 

 

 

 

 

そういったことに気づくことができたら

もう自分を傷つけることは

今後一切「やめる」と決意するのです。

 

 

 

自分がどんな失敗をしてしまっても

世界中の人から嫌われても

自分だけは、自分のこと絶対に嫌いにならない

ずっとそばにいる

と言ってあげましょう。

 

 

 

それが「自分を大切にする」ということです桜