美祢線の続きです。

美祢駅


 美祢線の名前の由来であり、美祢市の中心駅です。この駅では学生の乗り降りが多かった印象です。統廃合が進み、美祢市には公立私立共に1校ずつしか有りませんが、周辺の自治体の子供にとってはなくてはならない学校なのでしょう。

 美祢駅を出ると、暫くは美祢市の中心部を走ります。


南大嶺駅


 さて、美祢線の被災箇所は主に厚狭駅から南部に集まっています。厚狭川に掛かる橋の崩落箇所は見えませんでしたが、下の写真の通り土台がなくなってしまった箇所を目にすることが出来ました。手付かずに放置された鉄路は切ないですね‥。


四郎ヶ原駅



 美祢線は、多くの区間が厚狭川に沿って走っています。JR西日本が言う、河川の改修も復旧するのであれば必要になるでしょう。



厚保駅


 そして、終点の厚狭駅に近づくにつれて土地は開けていきます。段々と、山陽新幹線の高架が近づいてきます。


 終点の厚狭駅です。新幹線駅である事を除いてもまあまあの規模です。




 さて、ここから山陽本線で小倉まで向かい、知り合いに連れられて小倉競輪に来ました(2回目)負けました‥。


 一昔前を思わせる、ノスタルジーな場内ぐるめでした。


 美祢線の今後はどうなるのでしょうか。僕個人としては、本当に必要であれば自治体がお金の一部を負担するべきだと思います。(JRはあくまで「民間企業」なので)地域の利便性を下げるとことはさらなる過疎化に繋がる為、地域の方々にも自身の問題である事、本当に鉄道が必要かを考えてもらう事が必要だと思います。これからのローカル線の展望は厳しいと思いますが、一個人としては厚狭川の横を美祢線で走り抜ける日を待ちたいと思います。