日本で友達に会っていたときは子供がいなかったので帰国してから友達と会うときにちょっとしたカルチャーショック(⁈)を受けている。

ロンドンでは友達と会うといえば子連れが当たり前だった。日本に帰ってきてから友達と会うときに場所は子供なしで会うという選択肢があることに驚いた。

考えてみればロンドンでは子供がいるのが当たり前だった。知り合う人はだいたい同じような月齢のお子さんがいるママさんがほとんど。だから遊ぶときは子供連れが基本。ナーサリーや学校に行く月齢のお子さんがいるママさん達同士だと子供がいない時間におしゃべりというのももちろんある。けどそういう集まりに一緒におしゃべりしよと誘われたら他に子供がいなくてもさくらは連れて行っていたしそれが普通だった。

学生時代や会社時代の友達は子供を介して会う友達とちがい同年代だけど結婚した時期も子供が出来た時期も違うので子供同士を遊ばせるのが難しい。また住む場所もバラバラなので待ち合わせ場所まで子供を連れて出かけるのも大変というのも子供なしで集まる立派な理由だろう。

学生時代や会社時代の友達はあたしのところにさくらやあおいがやってくる前、おっとと結婚する前、つまり色々「付属品」がつく前からあたしの友達なのだ。学生時代や会社時代の友達との集まりに彼氏や旦那様がくっついてこないように子供もまた連れて行くべきではないのだろう。学生時代や会社時代の友達に会うというのは色々な「付属品」を落とした素の自分に会うということなのかもしれない。

あたしは日本に帰って来てからロンドンの友達のことをママ友といい学生時代や会社時代のときの友達とは違うということを実感した。子供ありきの友情と「付属品」なしの一個人としての友情。どちらも大切な友情だ。

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