連日続くロシアによるウクライナ侵攻。
ウクライナから国境を越えポーランドに避難して来た人たちのインタビュー映像の後、ポーランドの国境の町で取材を続ける大越キャスターからカメラは報道ステーションのスタジオに切りかわる。
徳永キャスターが防衛研究所の高橋さんにコメントを求めた。
高橋さんは、ユーゴスラビアの内戦で家族を失い、それでも夢を諦めずに大好きなサッカーを続け2018年のFIFA年間最優秀選手に選ばれたクロアチアのモドリッチ選手を例にあげ、今しがた映像に映った大好きなサッカーを続ける事が出来なくなったウクライナの少年に思いを寄せ、涙をこらえながら更にコメントを続けた。
「私は、専門家だとかジャーナリストだとかそういうことではなく今この時代に生きている人間としてウクライナで起きている事から目を背けてはならないと思う。見届けなければならないと思う。そして、忘れてはいけないと思う。我々に出来る事は本当に少ないかもしれないけれど、それくらいは出来ると思う。」
そして、最後にこう言った。
「…この惨劇を始めた人を歴史の法廷に立たせ続けなければならない。」
語気が荒くも強くもなっていたわけではないけれど、訴えてくるモノかあった。
高橋さんからマイクを引き取った徳永キャスターも富川キャスターも涙をこらえていたように見えた。
もちろんテレビの前の私も、である。