日曜日の夕方、15㎞の距離走というのか峠走というのか…ペース走をした。(なんでもイーです)
最初の1㎞を6分以下で入れたのは久しぶりで、2㎞くらいで脛(すね)のあたりがちょっと痛くなる。
¨ゆっくりマラニック¨ばかり最近はやっているから…しんどい。けれども止まらずに走る。
5.5㎞~7㎞に掛けての上りもギリギリ6分を切れた。
8㎞までの下りが唯一の4分台。
そこから粘って頑張ったけれど、ほぼ5分30秒くらいのペースでゴールまでいくのが精一杯だった。
1時間24分台でゴール。1㎞平均ペースは5分36秒くらい。
アプリの調子が悪く(新しいアカウントになり?今までの記録が出てこない⤵️)、ゴール時に1度確認した記録はたしかそんな感じだった🏃♂️
マンションの下の公園でリストバンドとマスク代わりのバフを水洗い。
大して良いタイムではないけれど、久しぶりの¨けっこ~本気run¨を最後までやりきった満足感みたいなものがちょっとあり、気持ちよかった。
エレベーターに乗り、扉が閉まる寸前に…
エントランスにゆっくりと姿を現した…長老のばあさんを待つ。
久しぶりにお見掛けしたばあさんの見た目は、やはり「意地悪バーサン」に変わりなく、どことなくNHKの大人気〈チコチャン〉が悪い顔をした時にそっくりだ。いや、チコチャンが我らが長老ばあさんに似ていると言うべきなんやな、と思いながらエレベーターの〈開〉ボタンを押していた。
笑顔で乗り込んでこられたばあさんは、「まー、ありがとう。」と渋い声で私に言った後、12階のボタンをゆっくりと押した。
そして先に私が押していた8階の〈8〉をじーっと見つめ「ほんまええカタチやなぁはちは!」と言った。
何を言われているのか一瞬理解出来なかった私。
いつも腰が、これでもか、というほど曲がっていて周囲を心配させる(私だけ?)ばあさんの、オシャベリが達者で大好きな〈THE・ばあさんワールド〉に引き込まれていく…
「こ、このぉ丸が、2つあるのが…良いんですかね!?」と相槌の言葉をやっとのことで搾り出した私に、渋い笑顔で頷いたばあさんは続けてこう言った。
「それに比べてこの〈12〉はヘンテコリンで…イケズみたいな感じがするわ~ー。」
はぁ??
と一瞬思ったが…
言われてみればそう思わないでもない…と思った私は、「お、おー…ほんまですねぇ。いや、どーやろ?やっぱりそーですね。イケズっぽいですね。」と笑いながら言った。ほんまにそう思えてきた。
8階にエレベーターが着いた。私が「お先です」と言ってばあさんに会釈をすると、チコチャンの悪い顔そっくりのイケズなばあさんが笑ってた。
エントランスから8階までの約30秒くらいのばあさんとの会話。奥行きがあると言うか深いと言うか…
オモシロイ
我がマンションの人間国宝。まだまだ元気でいてほしい。