まだ日にちはある〜と思っていたゴッホ展
土日はあと2回しかないと気づき、
行ってきました。
休日は混むかなぁと少し躊躇。
まぁ、いいや。
当日券の売り場で並ぶのは時間がもったいないので、
スマホからセブンチケットで当日券を購入。
最寄りのセブンイレブンでチケットを受け取ってからバスに乗りました。
場所は
平安神宮の鳥居のすぐ横、
京都国立近代美術館です
入場まで30分弱並びました
今回は、ゴッホと日本の関係に焦点をあてた展覧会なので、
有名な「ひまわり」「夜のカフェテラス」「星月夜」「自画像(耳切事件後の)」
(これくらいしか私は知らない・・・)
などはありませんが、
ゴッホ作品のほかに
ゴッホが影響を受けた浮世絵などが同時に展示されていて、
とても興味深かったです。
昨年11月に
あべのハルカスの「北斎展」に行ってきた記憶もまだありましたし。
美術に疎い私のゴッホの印象は、
自分の耳を切り落としたり、
自殺(であろう)したりと、
あまり幸せなイメージが無く。
生きているうちには正当な評価もされなかったと言うし。
絵に関しても、
強い色調、
うねうね、点々で描いてある、
迫力のある絵というイメージしかありませんでした。
ゴッホファンの方に叱られそう。
音声ガイドで絵にまつわる背景を聞きながら観ていくと、
ゴッホがどんな思いでこの絵を描いていたのだろうとの思いがわいてきて、
何とも言えない気持ちになりました。
それは筆の跡がわかる
目の前に本物があるから感じたのだろうと思います。
心の動きがそのまま絵に表れているようで、
胸に迫るものがあり、
涙が出ました。
ゴッホって、どんな人だったのだろう・・・
知りたくなりました。
私は絵そのものより、
描いた人に興味があります。
昨秋、北斎展に出向いたのも、
北斎の娘、応為さんに興味を持ち、
その絵を見たいと思ったからで。。。
ゴッホが亡くなって四半世紀のち、
ゴッホを愛した日本人たちがゴッホが眠る地を訪れるようになります
芳名録が残っていて、
その人数240名あまり!
(芳名録は初展示)
大正時代ですよ!
この時代にヨーロッパに行くって大ごとですよね。
でも、行ってみたいと思う気持ちわかります!
芸術に造詣が深い精神科医、
式場隆三郎氏の著書や書簡も展示されていました
日本にゴッホを広く紹介した方です。
「ファン・ホッホの生涯と精神病」
(写真はお借りしています)
銀閣寺近くにある白沙村荘橋本関雪記念館より、
昭和2年に
橋本関雪氏らがゴッホ最後の主治医ガシェ氏や、
ゴッホのお墓を訪ねた時の16㎜フィルムが公開されておりました
これも珍しいものですね。
ゴッホ展は3F
4Fではゴッホ展関連展示もありました
(ゴッホ展チケットで入場可)
こちらはゴッホの油彩画「寝室」を立体で再現したもの
大正時代にゴッホゆかりの地や人を巡った
里見勝蔵氏の絵画も展示されていました
4Fは一部を除き写真撮影可能です
4F窓からの眺め
正面は京都市美術館、工事中ですね
のんびりしていたらすっかり日が暮れました。
1Fのカフェは
美術展のチケットがなくても入れます。
暖かくなったらテラスがおすすめ。
音声ガイドは常盤貴子さん
クリアフィルや一筆箋、買いました
絵葉書
夾竹桃、アイリス、アーモンドの花。
「ひまわり」とはちがう花の絵。
日本の花魁をゴッホなりに。
このゴッホ展、
北海道、東京を経て、京都へ
日本展終了後には、ファン・ゴッホ美術館でも開催されます。
京都に来てくれて良かったです












