忠平企劃有限公司@松崎と申します

「食堂業を盛り上げよう」BlogをUPしております!

前回Blog:

【打倒カスハラ】食堂業を盛り上げよう 第16話 | TAIPEI STYLE CYUBEI 台北スタイル-忠平企劃 (ameblo.jp)

 

東京都・小池東京都知事は「カスハラ防止条例 条例の実効性を確保するためのガイドラインを策定する方針」は日本のレストラン&食堂業成長ヒントになるのでは?

 

レストラン&食堂業のは、どんな失敗をして失速してしまったのか?

アメリカのチェーンストア理論をきっちり勉強していない経営陣と、30年前から日本政府が人(金)の対策を行ってこなかった結果、世界一おかしな事が起って「レストラン&食堂業」の成長と、庶民の貧困を生んでしまったのではないか?前回に続き、その理由を考えてる!

 

【外食産業 失われた30年の理由-⑧】

 

日本でパート化をスタートしたのは、ファーストフード業態

営業時間(稼働時間)が長く、カウンター接客であり、販売価格も安いのでパート化は必須 店舗作業も簡単で、マニュアル化しやすく、時間帯責任者候補は自店内でトレーニング 基準をクリアしたら社内の研修センター(トレーニング施設)で研修 クリアした者に、時間帯責任者の資格を与えた 学習プログラム・システムがしっかりしていた

 

ファミレス大手も同様に、研修プログラムを持ち、研修店舗や研修センターで同様のトレーニングを行い、時間帯責任者を育成し、店舗レベルの標準化を図る

私が入社した京樽も研修施設を3つ持っていた

l  東京・人形町研修センター

新入社員(中途採用者)接客研修

新入社員(中途採用者)調理研修

フォローUP研修等

l  茨城・江戸崎研修センター(宿泊施設有)

レストラン店長研修

レストラン店長候補研修

レストラン調理長研修

テイクアウト・マネジャー研修 等

l  千葉・新習志野研修センター(旗艦店・FR新習志野)

レストラン店長研修・レストラン店長候補研修・レストラン調理長研修等計画していたが、実際は調理長メニュー変更研修程度しか使用しなかった

ホテルレベルの宿泊施設も併設していたが、数年後会社更生法となり、 現在は残念ながら売却されている(泣)

 

【外食産業 失われた30年の理由-⑨】

 

中小規模のレストランの時間帯責任者はどうか?私の知っている限りだが(秘)

l  店長(地区マネジャー)は自分が休みたい・早上がりしたい為に時間帯責任者を選定

l  時給が上がると聞いた非正規社員(古狸パートや古参バイト)は店長に媚びる

l  十分な研修や教育を受けていないが店長不在時、時間帯責任者としてはびこる

その結果・お店はどうなるか?

l  古参や古狸は、指導という名目で部下に業務を押し付ける

l  接客や商品に問題なく、時間が経過すればよい

l  出来れば忙しくない方がよい 暇でも時給は一緒なので・・・

l  反抗・反発する部下には、平気でパワハラを行う

l  そして店長に反抗・反発した部下を店長に報告する

l  店長は反抗・反発した部下のシフトを減らす

l  徐々にお店は荒廃し、客数を減らし、売上を下げる

 

【松崎的一考】

  

大手チェーンストアは、教育プログラムや研修によってお客様の支持を受け、

売上を伸ばす 一方中小チェーンは?教育が不十分な時間帯責任者がはびこり成長していない(すいません 心ある非正規が多数いるお店は成長している)

 

 

近年 街中華が注目を浴び、成長している理由はお客様に支持される「商売」をしているからだと思う ただし今後レストラン・食堂業は成長しなければ、会社・従業員・社会ともに成長していかない

どうすれば?良いのか??考えてみたい 次回に続く・・・

 

 

#カスハラ #食堂業 #初任給 #パート化 #非正規雇用 #チェーンストア理論 #プログラム学習 #研修 #失われた30年

 

以上