忠平企劃有限公司@松崎と申します

来年1月の台湾総統選挙後 台湾有事はあるのか?

前回Blog :

【コラム】台湾有事はあるのか?-⑤(20231120) | TAIPEI STYLE CYUBEI 台北スタイル-忠平企劃 (ameblo.jp)

 

米中首脳会談(ハイデン大統領)と日米首脳会談(岸田総理)会談後、中國・習近平氏の台湾有事の際の、戦略が私的には診えてきたと思われる

 

習近平氏の戦略

 

万一、中國が台湾有事を実行した時、何処から攻めるのかを探していると思う

今回の米中首脳会談や日中首脳会談で模索しているのだろう

台湾 - Wikipedia

 

 

①   近馬地区(金門島・馬祖列島)

②   台湾本島

③   尖閣諸島

 

【① 近馬地区(金門島・馬祖列島)

 

金門砲戦

1958年8月23日 中華人民共和國(人民解放軍)は、大金門島・小金門島に対し砲撃を開始 戦闘開始2時間で4万発(1日最高5万7千発もの砲弾)

中華民國(台湾)が奪い取って占拠している状態である 馬祖諸島も同様

ただし、台湾も中國国民党・元馬英九総統当時、三通政策を設け双方観光客交流のみでなく、ビジネス交流も頻繁に行われていた (現在コロナで中断)

 

 

【② 台湾本島】

 

1895年日本が日清戦争で清に勝利統治していたが、1945年第二次世界大戦・日本はアメリカや中華民国に降伏、台湾は当時中国大陸を代表する政府であった中華民國・国民政府の統治下に入り、当時中國共産党との内紛に敗れた蒋介石氏が台湾に上陸、統治し現在に至る

 

【③ 尖閣諸島】

 

日本が一貫して支配を主張しているが、中華人民共和國(中国)および中華民国(台湾),

韓国まで領有権を主張している「尖閣諸島」および「尖閣列島」

日本における呼称であり、中国では釣魚群島あるいは釣魚島およびその付属島嶼、台湾では釣魚臺列嶼と呼ばれている

 

【松崎的一考】

 

2024年1月13日 中華民国総統選挙開票まで56日

中國国民党が総統選挙で勝利した場合、近馬地区(金門島・馬祖列島)を奪還し、台湾統一したと言うストーリーもあるだろう 習近平氏も大陸内の「面子」も保てる

民主進歩党が勝利した場合、いきなり台湾本島の攻撃はしないだろう なぜならロシアがウクライナ侵攻時のように、世界から孤立してしまう アメリカ⇔中國 日本⇔中國の関係悪化となった場合、世界経済は破綻・・・中國国内も大反乱になりかねない

今回のAPECで露呈した、日本政府・岸田総理の弱腰から、まず「尖閣諸島」に戦闘をする可能性を考えている・・・尖閣諸島は中國も台湾も領土主張をしているので、国内での面子も保てる

台湾総統選挙の立候補受付は、総裁候補と副総裁候補がセット 民主進歩党は出馬受付を行ったが、中國国民党や台湾民衆党、無所属・郭台銘氏もまだ受付していない

11月24日までわからない状況・・・台湾総統選挙から目が離せない!

 

 

以上