コウイチ「ありがとうございます!」







「では、来週から宜しくお願いしますね」







コウイチ(よっしゃあ!転職成功!!)







~~~~~~~~~~~~~







エイト「おぉ、おめでとう」

ケン「まあ、良かったな」

今井「ヒヤヒヤさせやがって」







「ご迷惑お掛けしました!!」







今井「で、次はどんな仕事なんだよ?」







コウイチ「実は・・・」







~~~~~~~~~~~~~~







リコ「どうしたの?こんな立派なお店で、お食事なんて」







コウイチ「あらためて、リコに話がある」







リコ「はいはい」







「実は俺は、先々月仕事を辞めた」







「知っているよ」







「へっ・・・」







「前に、仕事場にお迎え行った時に、後輩君から聞いた
あと、今井さんのお店で働いているのも見かけたし」







「そっ、そうだったのか」







「でも、コウイチの事だから、きっと何かあるんだろうなと思って今まで黙っていた
相談されなかったのは、寂しかったけど」







「なら、話は早い!
先週から、新しい仕事を始めた
今までは、給料とか会社の大きさとかにこだわって、全然つまらない仕事を惰性でやってた
でも今度の職場は違う!
まだ1週間だけど、めちゃくちゃ楽しいし、職場の皆さんも良い人ばかりだ
この仕事を一生涯の仕事にしていく、生まれ変わるんだ!!」







「ふふっ、頑張ってね」







「そこでだ
俺の貯金はこれで、今の職場は給料がこれだ
車のローンは、完済してある
これが、俺の資産だ!!」







「・・・」






「俺はバカが付くくらい、真っ直ぐにしか進めねえ
だから、ツラいことも多くなるかもしれないけど・・・」







「・・・・・・」







「こんな俺と、結婚して下さい
お願い致します」







「ウフフ
隠し事は、もう嫌よ」







「・・・あぁ」






「真っ直ぐなコウイチが、好き
結婚しましょう」







「おぅ」







「ところでね、コウイチ
私のお仕事についてなんだけど・・・」









「あぁ!」







「なっ、何!?」






「これこれ」






コトッ






「指輪?」






「出すタイミングを、間違えた・・・」






「も~う」






「あと、もう一つだけ俺のわがままを聞いてくれ」






「何?」






「やっぱり、タレントのお仕事は辞めないで欲しい
さっき俺の真っ直ぐなところが好きってリコは言ってくれたけど、俺も負けないくらいリコがタレントのお仕事を頑張っている姿が好きだ
何とか、続けることは出来ないかな?」






「だから違うの、コウイチ
ちゃんと聞いて
限界だからとか、お仕事が全然ないから辞めるんじゃないの
あたしの夢が、そっちになったの」






「ん?ん?」






「幸せな2人のスタートや、大事な人の最期を見送ることに、やり甲斐と生き甲斐、楽しさを感じて来たのよ
だから再スタートするのよ、コウイチと同じ」







「そうか
なら、応援するぜ!2人で頑張ろう!」







「うん♪」








「いや~、良かった良かった」







「ところで、次のお仕事は、どんなお仕事なの?」







「あぁ、水族館だ」







「水族館?」







「やっぱし、俺さ~海の動物が好きなんだよな~
めちゃくちゃ楽しい♪」






「ふふっ、それは良かった」







~~~~~~~~~~~~






エイト「そうか、良かったな」







ケン「人騒がせな奴だ、でもよくやった」







今井「まあ、せいぜい嫁さんを幸せにしてやるとよいさ」







ヒロ「何、カッコつけてんですか?」







ハルカ「人騒がせって、あなた何もしていないでしょ?」







エリ「まあでも、コウイチ君、リコさんおめでとう!」







リコ「ありがとうございます
皆さんにも、だいぶご迷惑をお掛けしたみたいで」







今井「なになに、エイト軍団の一員として助けたまでです」







エイト「それ、そろそろ恥ずかしいんだけどな(笑)」







「何でですか!?
カッコ良いじゃないですか、なあコウイチ」







「もちろん!
若頭の俺が言うから、間違いなし」







ケン(超ダセ~)







コウイチ「皆さん、今後とも御指導ご鞭撻の程を宜しくお願いします!」







ケン「へいへい」

今井「大先輩の俺様が、夫婦のいろは(?)を教えてやる」

エイト「エイト軍団の若頭なら、仕方ないな~(笑)」







リコ「皆さん、コウイチは思い立ったら真っ直ぐな人なので、何かあったらお願いしますね」







ハルカ「こそこそは無しよ」

ヒロ「悪い遊びは、教えちゃダメですよ」

エリ「盛り上がって、朝まで飲みとかも」







ケン(こそこそって、サプライズだろ)

今井(悪い遊びとは?はて・・・)

エイト(仕事上、飲みに行くとしたら、朝まで以外は厳しいんだけどなぁ)







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こうして、ここにまた一組の夫婦が誕生した







リコ「結婚式に、そんなに多くは呼べないわよ」







コウイチ「う~ん、絞れん!」








CONGRATULATION








《次回作予告》







今井「コタロー、絶対合格するぞ!!」







コタロー「押忍!」







エイト「レイナ、頭良いな~
あの可愛いお洋服の小学校、受かっちゃうな」







レイナ「当然V」







親子で、戦う受験という名の戦争







果たして、二組の家族に〈合格〉の二文字は舞い下りるのか








See you next again
コウイチ「御社の期待に応えつつ、自分自身が何よりも楽しめると考え、志望致しました」







面接官「前職よりも、だいぶお給料が下がってしまいますが、その点は大丈夫でしょうか?」







「大丈夫です!と言っても・・・」







「・・・?」







「私が御社に貢献をし、少しでも社員全員のお給料が上がる働きをしていきます!!」







~~~~~~~~~~~~~~~~~








「店内の掃除終わりました!」







「ありがとうございます
コウイチさん、休憩して良いですよ」







「ありがとうございます!」








(もの凄い働き者だな、就職するまでの繋ぎとはもったいない)







「コウイチさんいると、仕事が楽ですね~店長
女のあたしが、重いもの持たなくて良いし」







「確かにね」








リコ(やっぱり、今井さんのお店で働いている・・・
この前、お好み焼き屋さんで何かおかしいと思ったのよね)







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コウイチ「内側を通っている管を、道管って言います!
これは、先生が昨日30年間の過去問をチェックした結果、植物が出題された場合、90%の確率で出て来ます!
皆さん!だから覚えて下さいね!!」







生徒A「今日の先生、気合ヤバくない?」







生徒B「てか、暑苦しい」







~~~~~~~~~~~~








エイト「良い先生するね~
しかも、30年間分もよく研究して」







コウイチ「言っても、問題見ていくだけで解かないから、そんなに時間もかかりませんよ」







トモヤ「勉強になります、自分も真似します」







「いや、たいした事じゃないから
ハッハッハ」







エイト(思わぬところで、相乗効果が発揮されているな
お人好しと言われがちだが、やはり人助けもしてみるもんだな)







エイト「よし!コウイチ先生に人気取られないように、俺も頑張ろう♪」







トモヤ「俺もっす!」







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コウイチ「いや~、ゴメン!会議中でスマホ確認出来なくて」







リコ「・・・そう
最近、お仕事大変そうね」







「まあな
だけど、あともうちょいだ!」







「もうちょい?」







「そうだ、楽しみにしといてくれ」







「そう・・・」







続く
「非常に名残惜しいが、コウイチ君が本日退職されます」






コウイチ「皆さん!今まで本当にお世話になりました
ここでの経験を活かし、次の仕事場でも頑張ります!!」







(真っ直ぐで良い奴だったけどな
でも、楽しそうには仕事をしていなかったな・・・)







~数日後~







今井「よし、コイツを頼んだ」







コウイチ「宜しくお願いします!!」







(よくもまあ、こんなに気合入れていられるわね~、この人)







今井「とりあえず、品物でも並べさせとけ
サッカーやっていただけあって、体力には自信あるだろうし」







「はい」







「お願いします!!」







((うるせーな))







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リコ(早く仕事が終わったから、待ち合わせ場所じゃなくて、コウイチの会社までサプライズで来てみたが、なかなか出て来ないな~)







「あれ?コウイチ先輩の彼女さんじゃないですか、お久しぶりです」







「あっ、どうも~
コウイチは、まだ仕事が終わらなさそうですか?」







「えっと・・・コウイチさんは、先々週で退職されましたけど」







「えっ!?」







「どうしようかと思ったけど、正直に言うとそういうことです
彼女さんに隠しているのは、多分何か意味があると思いますが」







「・・・」








~~~~~~~~~~~~~








コウイチ「ゴメン!遅くなった」








リコ「いや、大丈夫・・・」







「いや~、お腹空いたな」







「そうね~
(凄い気になるな、一体どうしちゃったんだろう)」






「何、食べようか?」







「あそこのお好み焼き屋なんて、どうかしら?」







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コウイチ「あれ?」







今井「おっ、コウイチじゃねぇか!
今日は、ご苦労さ・・・」







ガシッ







今井「むぐぐ」







コウイチ「ちょっと、リコには内緒なんすからヒソヒソ」







今井「ふぁきゃった(分かった)」







ヒロ「そういえば、コウイチさんってウチの子見たことあったっけ?」







「上のお子さんはあるけど、下のお子さんは初めてかな?」






リコ「可愛い~」







ヒロ「兄弟揃って、ヤンチャで困りますけどね、パパもですが」







今井「俺は最近、大人しい優等生」







ヒロ「どこが?毎日毎日飲んでばかりじゃないですか~?」







コウイチ(やべー、俺のせいかな?最近、相談しまくってたからな)







今井「まあまあ、そう言いなさんなって
色々と重要な付き合いがあったんだよ」







チラッ







今井(おい、最近はお前さんの相談に乗っていたんだから、フォローしろよな)







コウイチ(ラジャー)








コウイチ「そっ、そうですよね
俺も急に接待だ、懇親会だとかで、そういうのばっかし
ハッハッハ」






リコ「・・・」







続く