ブログネタ:初恋、おぼえてる?【投稿でストロボ・エッジ映画鑑賞券が当たる】 参加中それは、突然のことだった
胸を締め付けられるような想いが、止めどなく溢れ
恋い焦がれた
あの頃
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
「新任の先生の紹介です」
ヨシキ「だりぃーな、誰でも良いよ」
エイト「校長の話よりは、面白いって」
ヒカル「あの男の先生、イケメ~ン♪」
アイリ「今日から赴任して参りましたアイリです
担当は、物理です」
急に、一本の旋律が身体を駆け巡った
それは、生きて来た中で味わった事のないもので、本人も戸惑いを感じた
エイト「・・・」
ヨシキ「物理なんて、取っちゃいねぇよ
おっ、エイトは物理取ったよな?」
「おぅ」
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
エイト「出来ました」
アイリ「よく出来ました、これは理系でも難しいのに、素晴らしい」
「どうもっす」
エリカ(やれやれ、サッカーだけじゃないとこ、見せつけ過ぎ)
《放課後》
エイト「アイリ先生!」
アイリ「どうしましたか?」
「この問題が、わかりません
だから来ました、教えて下さい」
「ここは、この公式使って、こうやって解いて、ここをこうして」
「おっ、わかりました」
「随分、変わった格好をしていますわねぇ」
それもそのハズ
これから部活という事もあり、部活のユニフォームを着ているのである
制服で一度来訪した時は、あいにくの不在だったのだ
「サッカーは、好きですか?」
「昨年のワールドカップの時は、にわかのファンでしたよ」
(で、好きなのか嫌いなのか・・・)
「まあ、頑張って来ます」
「頑張っていらして下さい」
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
アイリ「この前の定期考査の答案を返します
もう少し勉強するように」
エリカ「うげー、物理は足を引っ張るなぁ
エイトっちも?」
エイト「笑わせんな」
そう言って立ち上がると、自身の答案を取りに行った
アイリ「よく勉強してますね、この調子で精進するように」
[95点]
ヒカル「やるわねぇ、どこからそんな力が出るんだか」
エイト「・・・」
好きという気持ちが、彼を突き進めていた
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
薄手のシャツじゃ、もう肌寒い季節
受験生にとっては、追い上げの季節
一人の男は、そんな事とは裏腹に
一大決心をしていた
エイト「アイリ先生」
アイリ「あら、また質問?
そういえば、今回の小テストもまた一番だったわよ
とりあえず、職員室まで来なさい」
「いや、ここで」
「・・・?」
「先生が、好きだ
誰よりも、好きだ」
「・・・・・・」
「付き合ってくれ」
「ごめんなさい、それは出来ないの」
「そっかぁ
じゃあ、今日の用はそれだけだ
失礼します」
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
~数年後~
「今日から、教育実習で帰って来られた先生方の紹介です
生徒の皆さん、静かにして下さい」
エイト「エイトです、担当は国語です」
アイリ「・・・」
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
ツカツカ
エイト「お疲れ様です」
アイリ「お疲れ様です」
もう、過去のこと
そう二人は、考えていた
ただ、なぜだろう
過去のことが、記憶から拭い切れないのは
おしまい
初恋、おぼえてる?【投稿でストロボ・エッジ映画鑑賞券が当たる】
