今井「全く世話の焼ける奴だ」
エイト「やるじゃん、社長」
「フッフッフ、天才経営者・今井ですからね」
ヒロ(珍しくかっこいいかも)
エリ「何か、ドキドキするねぇ♪」
ヒロ「確かに(笑)」
「あぁ~!そうだった!!」
「あなた、人様のお家では静かに」
「小学校受験って、どうなんすか?
やっぱ、良いもんなんですかね??」
エイト「家庭の教育方針が全てだと思うけど・・・
コタロー君、受験させるの?」
「はい!」
「まだ、分かりません」
「何でだよ!?早い内が良いじゃんか」
「でも・・・」
エイト「そういうのが、ダメ!」
「ん?」
「お父さんとお母さんの意見が合っていないのに、小学校受験なんか無理」
「そうかぁ・・・
なあ、ダメかな?」
「う~ん・・・コタローが小学校受験ね・・・・・・」
エリ「うちは、どうするのぉ?」
エイト「えっ?そんな話、今までしなかったのに」
「まあ、そうだけど
そういえば、どうするのかな?と思って
受験させたら、女の子らしくなるかな?」
「いや、どうなんだろう?
まあ、じゃあ学校見学でも回ってみる?」
「そうねぇ
あたし思うんだけど、これからは女性もどんどん社会に出て行くと思うのよね
そしたら、良い教育を受けさせておいた方が良いんじゃない?」
「まあ、そうかもしれないけど・・・
あくまでも、レイナが気にいった学校が良いと俺は思うなぁ、行くのレイナだし」
「あの!学校見学、うちらも行きたいです!!」
ヒロ「えっ?ちょっと」
「ヒロ、親の俺達が、自分たちの目でコタローの小学校を確かめようぜ
良いトコ無かったら、公立でも良いし」
「はぁ~、まあ良いっか」
エイト(何か、とんでもない話になったな
小学校受験って、一応子どもの試験だけど、親もだいぶ試されるんだけどな)
~そして~
「おめでとう、6週目ですよ」
ハルカ「・・・」
とりあえず、家路に向かう二人
友が用意してくれた車の中では
何となく気まずい沈黙が流れていた
〈ハルカの家〉
「今、お茶いれるね」
「俺がやろうか?」
「大丈夫だから、座ってて」
「悪いな」
さて、どうする俺?
ん?LINEがたくさん・・・
今井→男を決めろよ!!
エイト→つたなくても何でも、熱意は伝わるさ。頑張れ
エリ→想いは言わなきゃ分かんないよ
ヒロ→頑張って下さい、先輩。応援しています。
お節介な奴らが
「どうぞ」
「あのさ」
「・・・」
「この前は、一人前になってからみたいな事を言ったが」
「・・・」
「ずっとハルカの側にいたい
ハルカを早く俺の物にしたい
だから・・・」
ガシッ!
ケン「!?」
ハルカ「あたしも、ケンの側にずっと居たい」
「だから言わせてくれって
俺と結婚して下さい
そして、俺とハルカの子を産んで下さい」
「喜んで♪」
永い間、溶けることなかった氷が
まさに溶けた瞬間であった
ケン「そうだ、何も食ってないからお腹空いただろ?
ちょっと待ってな」
〈数分後〉
「えっ、すご~い」
「凄かねぇよ、ただの温かい素麺だろう」
「ふふっ、ケンがこんな事してくれるなんて
しかも、美味しい」
「おっ、うん、そっか」
〈エイト家〉
今井「調子に乗って、食べ過ぎてしまったな」
ヒロ「確実に、ハルカさんとケンさんの分食べましたよぉ」
エリ「あっ、ハルカ大丈夫かな?
大事な時期だから、ちゃんと食べないと」
エイト「大丈夫だよ、ケンが上手くやれればだけど♪
しかし、子どもがお父さんとお母さんのキューピッドか
何か、ロマンチックだな」
「ダメな子ほど、良いってやつですね」
「はぁ?どういう意味だ、それ?」
「よく言うでしょ、子はカスが良い(かすがい)って」
ヒロ「つまんなっ」
「俺が、せっかく良い事言ったのに」
エリ「この空気感、どうしてくれるのよぉ(笑)」
〈数日後〉
ハルカ「ねぇ、本当に良かったの?こんな高い指輪」
ケン「今まで迷惑かけたからな
ここからは、全力でお前と産まれてくる子どもを守るぜ」
「ふふっ、宜しくお願いします」
こうしてまた
新たな夫婦が、ここに誕生した
おしまい