今井「おい、あまりチョコチョコ動きまわらずに、おとなしくしとけよ」










ヒロ「はいはい、わかりましたよ」









「洋楽でも聞いとけ、胎教に良いらしいぞ」











「はいはい」










「痛くなったら、すぐに電話しろよ」









「はいはい」









「あとは・・・」









「早く行ってらっしゃい、遅れるわよ」










「何だよ、とにかく安静にしとけよ」










「はいはい」















ー  ー  ー  ー  ー  ー  ー  ー  ー  ー  ー  ー









エリ「こちら、プレゼント包装しますか?」








「お願いします」










「かしこまりましたぁ」



     






(お揃いのマグカップか~、何かの記念日かな?)








「では、こちら商品となります、ありがとうございました」










(若そうなお客様だったけど、付き合い始めかな?
いいな~、あたし達もあんな時期があったのに)









「エリさん、そろそろ休憩に入って下さい」













「は~い」











(あれ?エイトさんから、着信が入ってた
こんな時間に珍しい)








プルルルルル









「もしもし」









「あっ、あたし
何かあったの?」








「明後日の夜、空いてる?」









「うん、大丈夫よ」









「じゃあ、明後日の夜、○○に来て」









「わかったぁ
・・・何かあったの?」








「その時、話す」










プツン・・・プープープー











(どうしたんだろう、一体
何か良からぬことの予感がする・・・)













ー  ー  ー  ー  ー  ー  ー  ー  ー  ー  ー  ー











《二日後》











ハルカ「心配し過ぎじゃないですか?」












「いや、用件言わないなんて、何か良くないことだよ、絶対」








 



「でも、心当たりないんでしょ?」










「そうだけど」










「じゃあ、大丈夫ですよ
それとも、そんなに長く付き合っていて信じられないんですか?」








「それもそうだけど・・・」










「エイトさんは、何があってもエリさんのことを受けとめてくれますよ
ほら、早く行ってらっしゃい!
あたしも、そろそろケン来るし」














今から起こることが










二人の一生を左右するとは











この時、エリはまだ











知らなかった





















続く