それは、五線紙に導かれた





4つの音符であった





単音だと、響かない





かと言って、和音でもないし、ハモりにもなっていない





ただただ、うるさいだけだ





ただ、うるさいだけ・・・





ー ー ー ー ー ー ー ー





高校1年





【文化祭バンド募集!】
今年もやって来ました、文化祭
年に一度、はじけてはみませんか?
応募待ってます

文化祭実行委員





エイト(バンドか・・・)





佐伯「おっ、エイトどうした?
自分の順位に不満か?」





すぐ横には、期末考査の順位





「まあ、言っても2位なんで」





「ハッハッハ、そうだな
少しは俺にも、脳みそ分けてくれよな」





「フツーに勉強してください」





「つーか、俺AO入試受けるから、今はその必要ないけど」





「頑張って下さいね」





「無事受かったら、サッカー部復帰するから
またな」





(・・・受かんなかったら、どうなっちゃうのかな?)





ー ー ー ー ー ー ー ー





サッカーの話はさておき





今回の話に入れ伏す





(バンドやりてぇけど、今からでメンバー集まるかな?)





ガラガラ





エリカ「オハヨー」





「うーす」





「バンドやるの?」





「おっ、何でわかった?」





「さっき、バンド募集の貼り紙見てたじゃん」





ヒカル「えっ?エイト君、バンドやるの!?」



ノゾミ「絶対、観に行くね」





「ハハッ、サンキュー
まだ、誰とも組んでないんだがな」





ヨシキ「そうだ!エイトさ~、実は・・・」





ー ー ー ー ー ー ー ー





「ふ~ん、じゃあそのショート守っているやつ、かなりの音楽好きなんだ」





「あぁ、髪もボーズにしないで伸ばしているしな」





「よっしゃ、善は急げだな」





「ちょっと待て、とっつきづらいんだよ、そいつ」





「まあ、直接話してみないとわかんねぇよ
まずは、紹介してくれよ」





(やれやれ、相変わらずゴーイング・マイウェイだな
しかし、こいつと触れ合えばあいつ自身、何かが変わるかもしれねぇしな)





ー ー ー ー ー ー ー ー





ヨシキ「おぅ」





コウ「・・・」





「ほらっ、今もギターの雑誌見てんだろ」





エイト「いや、これはベースだろ」





コウ「・・・ほぅ、わかんのか」





「一応な
ところで、文化祭でバンドやりたい奴、探してんだけど」





「お前は、何担当すんの?」





「希望は、シンセサイザーかな?
コウもベースだろうが、ギターだろうが好きなのやればいい
どうせ、まだ何も決まってねぇし」





「ん?俺以外には、誰もいないのか?」





「まだな」





「何にしても、数が足りねぇ事には話にならねぇな」





「まあ待て、あてならあるんだ」





ヨシキ(そうなのか?)





「わかった、なら保留っつう事で
希望は、ベースかギター
メンバー集まりそうなら、また声掛けてくれ」





「了解♪」





先生「お~い、授業始めるぞ!」





ヨシキ「ヤベー、俺らも戻らねぇと」





「楽しみに待っとけよ」





「ふん、期待はしてないけどな」





ガラガラ・・・バタン





(あいつは確か、エイトとかいう奴・・・
シンセサイザー?ピアノでも、やってたのか
ふん、退屈しのぎにはなりそうだな)





















続く