ここに、男ありけり





生れつきスポーツ万能かつ、自信家で





特にサッカーには秀でた才能をもっており





人生の大半をサッカーに費やしている





彼の名前は、今井





本作品では、彼の人生と





彼の人生の伴侶となった女性





二人の出逢い





結婚に到るまでを綴って行きたいと思う





ー ー ー ー ー ー ー ー





監督「試合の情勢が悪いな」





今井(中1)「いつでも、準備OKですよ」





「ったく、お前は本当に無駄に自信家だな
・・・まあ、いい
練習試合だし、出て見ろ」





ピィ~





先輩「緊張すんなよ、今井」





「うぃ」





今井(バカヤロー、余裕だよ!こんな試合)





タッ、タッ、タッ、





今井(・・・行ける!)





ビシッ・・・パスッ





「やりぃ、やっぱ天才♪」





先輩「おいおい・・・マジかよ」





監督(ほぅ・・・口だけではないな)





1年ながら、メキメキと頭角を現した今井





夏の総体では、先輩差し置いてレギュラーに起用





そのまんま学年が上がり





エースとして、サッカー部を牽引していた





「オラオラ1年、そんな温いDFじゃ勝ち上がれないぞ
先輩も、もっと良いパス頼みますよ」





そんな矢先





ー ー ー ー ー ー ー ー





監督「優勝候補相手だが、臆する事なくやって来い!」





ーーーーー押忍!!!ーーーーー





今井(へんっ!どんな相手でも、俺様のシュートは止められまい)





「おい、あんた」





相手「ん?俺???」





「今日で連勝ストップさせてやる」





キャプテン「すっ、すいません!
バカヤロー!」





「いーえ、威勢がいいな
よし、俺がマークしてやる♪」





~~キックオフ~~





ー ー ー ー ー ー ー ー





(くっ・・・シュートさせてくれねぇ)





「俺のいない来年、脚光を浴びな」





「うっせー、まだまだー!!」





バシッ!





(なっ・・・)





「甘い」





(ちくしょー)





「コバ、ベンさん、こいつ(今井)マークで」





「ちょっ、まだ終わってねぇ」





「二人も付けてやるんだ、ありがたいと思え」





ー ー ー ー ー ー ー ー





0ー5





今井「・・・」





監督(悔しいだろうな)





中村「まあまあ、今ちゃん
今日の学校は相手が悪いって」





「うっせー!」





(全く歯が立たなかった
完敗だ・・・)





〈一方〉





ケイタ「んだよ、あんなにきついマークしなくてもいいだろ
おかげで、キーパーの俺は暇で仕方なかったぜ」





エイト「なかなか面白そうな奴だったからな
ただ、周りにあいつを活かせる奴がいなかった」





(しかし、年下相手に本気になったの初めてだな)





ー ー ー ー ー ー ー ー





一方、遠く南の地





「あの2年、半端なか」



「スゲーな、九州で1番上手いんじゃなかと?」





ケン「・・・」





ケンの先輩(相変わらず、ポーカーフェースだな
嬉しいとかなかんけ?)














続く