〈数日後〉





何やら、いつもは殺風景な廊下が騒がしい





どうやら、テストの結果が貼ってあるらしい





〈中3〉





エミ「やるね~♪」←学年2位





シン「ふん、てめぇには負けねぇよ」←学年1位





「えっ、ライバル視してくれてるの?嬉しい」





「次は、理系科目も勝つ」





「そこは、譲らないよ」





〈中2〉





武蔵(ギリギリ学年10位か
まあ、良いっしょ)





ヒナ(ちっ、あの野郎
ただでさえ、男女の双子って事で注目されんのに、一人が頭いい、もう一人がバカって)





〈中1〉





エイジ「スゲーな、コハルちゃん」





コハル「別に」←学年1位





エイジ(こいつ、取っ掛かりづらいな)





コハル(・・・)





「エイジ君は?」





「はぁ?」





「テスト」





「あっ、俺は・・・まあまあかな?」





ー ー ー ー ー ー ー ー





エリ「エミはいいとして、エイジは何なの!
全部平均点以下じゃない」





「はい・・・」





「あなたからも、何か言って下さいよ」





エイト「エイジ」





「はい(殴られっかな?)」





「好きな科目は何だ?」





「えっ?」





「英・国・数・理・社の中で、エイジはどれが1番好きなんだい?」





「・・・わかんない、勉強は全部嫌いだし」





「それなら、授業を聞きながら決めるといい
そして1番好きになった科目は、次のテストで頑張んなさい
後の科目は、追々やっていけばいい
とりあえず、平均点くらい取っておけばいいさ」





「はい」





エミ「あたし、国語好き♪」





「父さんも、国語かな」





「ママは?」





「えっ?あたし??」





エイト「ふふっ」





(笑ってないで、助けてよね)





「ところでシン君とは、どっちが頭いいんだ?」





「ん~と、向こうかな」





「そっかぁ」←ちょっと悔しい





ー ー ー ー ー ー ー ー





ハルカ「まあまあじゃない、二人とも
次も頑張んなさいよ
さて、夕飯の片付けでもするかな」





ジャー





ケン「二人とも、ちょっと来なさい」





シン(・・・)



コハル(・・・)





「母さんには、内緒だぞ
臨時小遣いだ、好きに使いなさい」





「どうも」



「ありがとうございます、大事に使います」





(何が、母さんには内緒だぞだよ
聞こえてるっつうの、子煩悩な父親だな)





ー ー ー ー ー ー ー ー





ヒロ「武蔵、油断しちゃダメよ」





「分かってるよ♪次は、9位かな」





「んで、問題の・・・」





ガチャ





「ただいま」





「あっ、あなた見てよ!このヒナの点数」





「ん?どれどれ・・・
ギャハハハ、俺の時よりもヒデー、アッハッハッハ」





「そうなの?ハッハッハ
我ながら、ひどい
ハッハッハ」





「しかし、見れば見るほどウケる
ギャハハハ!!!」





「アッハッハッハ!!!」





「・・・母さん、とりあえず俺は頑張るから」





「もう、この瞬間からあんたに賭けたから」


















続く